見出し画像

ひまわりになる

 快適に日傘ウォーキングを続けている。「こんなにいいものをどうしてこれまで使っていなかったのか」と悔しいような気もしてくるのである。

 晴雨兼用で使おうと大きい骨組の長傘にした。日陰を大きく取れるのは狙い通りだが、使ってみたらちょっと困ったことにも気がついた。

 風に弱い。これは骨組が大きくなれば雨傘でも同じ運命なのだろうが、差し続けるには腕の力が必要なので、主に利き腕で保持している。トシをとってきたら小さいもの替えなくてはいけなくなるだろう。

 自転車とのすれ違いもストレスだ。雨の日は自転車が少ないので感じていなかったが、自転車は結構頻繁に通っていて、いちいち傘を傾けなくてはならないのは厄介なものだ。

 30分も歩いていれば、道に沿って太陽の角度も変わってくる。それに合わせて傘を正対させて日陰を最大限にすることを無意識にやっていることに気がついた。「つねに太陽の方を向いているなんて、ひまわりのように健気だなあ」などと思う。

 ちょっと味をしめたので、モンベルの折りたたみ日傘をネットで注文した。盛夏を控えて「入荷待ち」になっている。大きさは小さくなるが、軽さのメリットとのバランスをどう感じるのか、楽しみにしている。
(22/7/28)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?