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もちもちの記

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気まぐれエッセイ集。 タイトルの読み方はもちろん「もちもちのき」。
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2018年11月の記事一覧

そう、これはもはや哲学。

ファッション。 それは私の永遠の課題。 幼い頃は良かった。 母が買ってきてくれた服を何も考…

それは、素敵な思い出とともに

『紅茶は素敵なもの。』 そう教えてくれたのは父だった。 小学校低学年の頃、日曜の昼過ぎ、…

高校受験の時、どえらい受け答えをしてしまった話(後編)

「あなたの長所はなんですか?」 優しい口調で、いかにも"マダム"という雰囲気漂わせる学長は…

高校受験の時、どえらい受け答えをしてしまった話(前編)

私はごく稀に頭の回転が異様に早くなる瞬間を感じることがある。 例えば嘘をつく時。問い詰め…

怖いもの知らず知らず

歳を重ねるにつれて怖いものが増えてきた、と思う。 暗闇が怖くなった。 幼い頃はケラケラ笑…

金がなさすぎてマッチングアプリのサクラやった話(後編)

そもそも、稼ぎもなければ華もない私なんかに声をかけるとは、世の中には奇特な方もいるもんだ…

金がなさすぎてマッチングアプリのサクラやった話(前編)

大学3年の秋。 私はいつものように金がなかった。 ただ金がないっていうのにも限度がある。 その時の私は、明日の昼飯も買うのをためらうくらいには貧困を極めていた。 そんな時、同じ養成所に通っていた同期の友人がアプリ会社員で、マッチングアプリを開発したから登録してほしいと言ってきた。 配信したてのアプリで、最初だけでも会員数を稼ぎたいためだという。要するに賑やかし、サクラだ。 同期「お礼も出すよ!って言っても500円くらいだけd」 私「やるわ」 かくして、マッチングアプリの

全国平均の壁は厚い

歌が上手くなりたい。 誰しも願ったことのあるであろう、もはや人間の生理的欲求なのでは?と…

食パンを軸にした生活

「朝はパン♪パンパパン♪」 ベテラン女優が小気味良く歌い踊っている。 ごく稀に私も朝食の用…

ヒバリに向かって敬礼

貧乏人の外食には制約がある。 食べ放題や飲み会は3000円以内で。 オシャレレストランは1500円…