うすい はるか

会社員が本を読んでいます

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たくさんの反応をありがとうございました。 すきな文章を引用しながら、思いつくまま百冊紹介してゆきます。 1.ことり/小川洋子 私の原風景的一冊。もしもいつか私が姿をくらます日がきたら、この本が一緒に本棚から消えていると思う。安全でさびしい巣に帰りたくなる夕暮れに。 2.凍りついた香り/小川洋子 小説のなかで生きているひとを抱きしめることはできない、とはっとすることで私は誰かを抱きしめたいと思う心がある、と気づかせてくれるから、小川さんの書く「弟」という存在がおしなべてすき

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