デザイン話*2022/7/15
こんにちは、春陽です。
8/26(金)に川崎クラブチッタで開催される『東京歌謡曲ナイト2022』
のエコバックデザインを担当させていただきました。
その内容について140字にまとめたかったのですが収まりきらなかったので、ここに投稿することにしました。ちょっと長いですが、もし興味があったら読んでみてください。
***
この「東京歌謡曲ナイト」というのは、歌謡曲から最新のJ-POPまで、日本の音楽が楽しめる年に一度の大きなDJイベントです。
それを主催しているのが、いつも私がとてもお世話になっているゆけむりDJsさん。その一員でもあるNachu先生は、中学生の時振り付けの先生として出会ってからずっとお世話になっています。
今回はそんなご縁で『東京歌謡曲ナイト2022』のエコバックのデザインのお話をいただきまして、私はすぐに引き受けました。
また、このデザインのテーマとして提示されたのが「今夜はブギーバック」で、元々好きな曲なのでもう、やる気しかありませんでした。
さてこのデザイン、大まかな構図やフォントはすぐに決まりました。「今夜はブギーバック」のアナログ盤のジャケットを参考に、4つの枠で分けて真ん中にタイトル。
その中身をどうするか練るため、私は改めて曲を聞き直したり、曲のエピソードを色々調べてみたり、オザケンさんが少し前に「今夜はブギーバック」について言及していたInstagramの投稿を読んだりしていました…
すると。
「ダンスフロアーに華やかな光 僕をそっと包むようなハーモニー」
は、オザケンさんとスチャダラさんが23歳くらいの時の自身のことだと書いてある。あれ、今の私と同じ歳…!
しかも今、私が行く"ダンスフロア"と言ったらほぼほぼ、ゆけむりDJsさんの出演されるイベント。
だから「ダンスフロアーに華やかな光 僕をそっと包むようなハーモニー」を私に置き換えるならば、それは歌謡曲ナイトにも重なる…
うおぉすごい!!
そうしたテーマとの不思議な縁に、私のテンションはひたすら上がりました。
こうして1人盛り上がりながら、鼻歌を歌いながら、5つのモチーフ〈地球・ミラーボール・三角(の中に犬)・レコード・それを包むような手〉が決まっていきました。こんな感じ。
これらの意味は、ご想像にお任せします。
そこに文字を入れて描き込んで…完成したのが、こちら。
そして、これが実際にエコバックになったらどうかしら。
じゃん。
いい感じー!!!
もうここで私のテンションマックスです。だけど頭の中では「今夜はブギーバック」がしっとりとカッコよく流れているので温度差がすごい。
そんな時に聞こえてきた「なんにも言ってねー」。
この部分、私は結構好きで。
なんにも言ってない、けど聞いているとなんか楽しくなってくる、ノっちゃう。なんか好き。
そういう感覚になれるものって、すごく大事だなぁと思うんです。時代やジャンルや色んなものを(そういうfeaturingだし)超えて共有できる感覚。
なのでこのエコバックのデザインは、なんか"いい感じ"と思ってもらえたら、私の中ではもう上出来だと思っています。
『東京歌謡曲ナイト』には私も度々お客さんとしてお邪魔させてもらっていますが、まさに"何も考えずに楽しめる空間"なので、このデザインのテーマがとてもしっくり来ました。し、今の私がこのテーマでこのデザインをすることにも何か意味を感じたりしています。
そういう、不思議な縁ってありますよね。
神の手の中にあるのなら、その時々にできることは…
そんな風にして、このエコバックデザインは完成しました。やったね!!
販売開始は今週末を予定しているそうです。
購入方法はまたお知らせしますね。
是非ゲットしていただき、"なんか楽しくなっちゃう"を感じられる空間『東京歌謡曲ナイト』に足を運んでいただけたら良いんじゃないかと思います。そういう選択もあり。
このデザインを通して、少しでもその"楽しい"のお手伝いが出来たら幸いです。
別デザインのTシャツもかっこよかったので、それと一緒に持っていくと完全体になれるかもね。(なんの?)
長くなってしまいましたが、今回デザインをするにあたりテーマとのご縁や感じたことをどこかに残しておきたいと思う→…けど中々上手く短くまとめられない→そうだここに書いちゃえ、となったこの記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
言葉にするのは苦手だし、その必要性を感じていなかったから今まで書いたことはなかったけど、また気が向いたら書いてみてもいいのかなとちょっと思いました。
改めて、デザインを任せてくださったゆけむりDJsさんに感謝と、『東京歌謡曲ナイト2022』が皆さんを包むような素敵なイベントになることを祈ります。
色々とまだ分からない日々が続きますが、それぞれの方法で楽しみを見つけ、マイペースに生きていきましょうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?