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貧しい国日本を実感し危機感を持った旅でした

レストランに入れない!貧しい国になったと実感

今年もやっと初海外に行ってきました。
コロナ前に比べるとかなりスローペースですが、今のコロナの状況を考えると、行けるだけまだマシと言えると思います。

さて、今回はニューヨークに行ってきましたが、僕たちは36年前に結婚した新婚旅行もアメリカで、それ以降もアメリカにはよく行ってきたので、変化は肌で感じています。
今回感じたことをまとめたいと思います。

デフレが何十年も続いて、物価も賃金も上がらない日本とアメリカでは、当然開きが大きくなっていました。そこに昨今のアメリカのインフレと、さらには急激な円安で、日米の物価の差は急拡大しています。

それは事前に知ってアメリカに行きましたが、何もかも驚くほど高かかったです。
飲食店でメニューを見た時点で、円換算すると2倍以上しますが、そこにチップが20%程度乗るので、もう3倍くらいするイメージです。
特に高級店ではなく、普通の飲食店でパスタランチを食べても、二人で1万円くらいという感じで、夕食で飲み物も多くなると、3万円以上いきそうです。

これではとても毎食レストランで食べられませんね(汗

アメリカと日本では、給料のレベルも2倍以上違うので、アメリカ人にとっては普通の価格でしょうが、日本人には高すぎます。
明らかに日本が貧しくなっていることを実感する結果になりました。

貧しい国ニッポン
いやー、本当に寂しい話ですね。

危機感しか無い!日本の産業はどうなる

以前日本は、家電王国とも言われ、日本の電機メーカーが世界を席巻していました。世界中どこに行っても、ホテルのテレビはsonyなど日本メーカーでした。

しかしそれも今では過去の話で、電気製品は韓国メーカーが断然強く、今回も日本メーカーの電気製品を見ることはありませんでした。
車は、トヨタはまだ結構多かったですが、日産やホンダは随分少なくなった感じがしました。
トヨタがどこまで頑張ってくれるかですが、心細いです。

日本国内にいると、相変わらず電気製品は日本メーカーが多いので、気づかないと思いますが、世界的に見ると、日本メーカーの衰退は非常に大きく、いずれ日本国内の電気製品も、韓国、中国メーカーのものが多くなるでしょう。

このように製造業の衰退は日本に限らず、昔からアメリカでも起こっていることです。
しかし、アメリカでは、製造業に代わるIT事業などが盛んになり、国全体としては発展を続けています。
その点日本はどうでしょうか。
今、最先端のネット業界を見ても、日本国内ですら、アメリカをはじめ中国や韓国の技術、サービスを多く利用しています。

この先、日本には何が残されているのか、真剣に考えて行動しないと、世界から取り残されて、ますます貧しい国になっていくと思います。
国が堕ちていくのは、僕たち個人ではどうしようもないことが多いですが、自分の力で自分と家族を守ることはできます。

国が貧しくなっても自分と家族は豊かに暮らせるように、自分ができることを考えて、実践していく必要があると思います。

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