メモ【写真と仕事】ヒーコイベント 第一部 #SNS写真時代2019

私の写真との向き合い方

・こういちさん
・朱門さん
・すーちゃん
・MC 松野さん

【こういちさん】mixiが最初。怪しい人からジャケット写真など撮りはじめた。

【朱門さん】写真フェアが最初。怪しい人から本に写真を使わせて欲しいと言われたのがきっかけ。風景写真なので交通費などかかる。機材も買いたいのでそれをペイできれば。

＝発信をしているから他の人から声がかかった。

【すーちゃん】漫画家を目指していた。漫画雑誌の編集者に持って行って、編集会社で働くことに。しかし急遽撮影班に入ることに。経験もないのにディレクション業務をすることになった。そうこうしているうちに写真て面白いなと思いはじめた。黒田さんと知り合い、ヒーコを手伝わせてもらって2年間アシスタントに。同時にヒーコの記事も執筆。そんなこんなでいまにいたる。最近やっと写真と向き合いはじめた感じ。

【朱門さん】絶景を自分の写真を通じて人に伝えたい。SNSでバズりたいとかいいねをたくさん欲しいみたいなものはない。自分の写真を通じて何かを伝える人でありたい。

【こういちさん】バズってフォロワー増えればいいなとは思うけれど、誰にも見られなくても写真は撮る。自分の撮った写真の美意識を問いかけたいみたいな時はある。SNSは自分の気持ちをアウトプットしたいという１つの方法。

【MC】こうしていきたいみたいなある？

【すーちゃん】なんでも仕事につなげちゃいがち。オシャレな場所に行ったりショーウィンドウとか写真に反映している。自由度のある撮影が楽しい。

【MC】提案型のフォトグラファーの方が嬉しい。ところで写真を仕事にしていきたい？

写真を仕事にしたいか

【こういちさん】本業が機械の設計。好きな写真を好きな時に好きなように撮りたい。仕事で撮りたいとは思わない。自分で撮りたくない写真も撮らなければいけないのが嫌だ。クライアントワークは忖度してしまう。自分の良さ（暗めの写真）を殺したダメな写真を出せてしまうくらいなら、趣味の領域でいたい。

【朱門さん】自分の写真が高値でバンバン取れるのであれば嬉しいけどそうはいかない。モチベーションを保つのが大変だし、作品撮りに集中したほうがいいと思っている。現在はアマナさんと契約している。自分の作品性を行かしてくださいと言われたのが嬉しかった。

【MC】撮ったまま保存しているのはもったいないので、ストックフォトに利用してもらえるのは嬉しい。

【すーちゃん】写真を仕事にしていきたい。ヒーコのビジュアル制作事業もあるし、自分の作品撮りもしたい。クライアントワークで喜んでもらえるのが嬉しい。準備がとても大切。

【MC】私もデザイナーで手を動かしていた。いまはクリエイティブディレクターをしているが、手段は選ばず自分のクリエティビティで喜んでもらえるのは嬉しい。

【こういちさん】お金をもらう写真は相手を納得してもらわないといけない。詰め方が違うし、ミスがあってはいけない（ピントが甘いとかゴミがついてるとか）。お金をいただく仕事は自分の中でハードルがあがる。趣味の写真でもそれを意識する時はあるし、そうなるとクオリティはあがる。粒が揃う。

【朱門さん】自分の作品性を見てもらって声をかけてもらうことが多い。自分の名前が入って世に出るので、自分の中でクオリティの線引きがある。将来的に販売できるクオリティかどうかというのは、常に考えて撮影している。標準レベルと作品性のレベルで二段階閾値がある。1年に1回くらいポートフォリオを作るが、過去の写真を外すこともある。

【こういちさん】自分の中に客観的に物事を見るおっさんがいる。「これだしちゃうの？」「これならおK」みたいなコメントがある。美意識が変わってくるので、コメントも変わる。

写真を仕事で撮るということ

写真を仕事になってから、自分が認められない写真でもあげられるようになった。ハードルが下がった。仕事で撮る写真は自分が気に入らなくても、需要がある写真も多いので。

【MC】その分野が得意なフォトグラファーにお願いするのはもちろんだが、作風がある人にお願いしたい。前述のおじさんがしっかりいる人とお仕事したい（いい作品や表現ができる人）。

写真を撮るゴールとは？最終的な写真と仕事のカタチ

【こういちさん】仕事の写真の現場は勉強になる。一方で考えなしに突っ込んでしまうと、自分の撮りたくない写真を撮らなくてはいけない場合もある。作品づくりの写真を大事に考えた方がいいと思う。朱門さんの言うように、お金は会社員で稼いで、遠征費や機材代くらいを写真で稼げればいいかなと。写真を嫌いにならないで、ずっと撮り続けていけるような付き合い方がいいかなぁ。ここ10年くらい心がけている。

【朱門さん】写真の収入がある前提で機材を買ったりする（税金のこともあるのでバランスを考える）専業の人と違って、副業的にやるときは工夫がいる。自分の場合は自分の作品性を生かした仕事を頼まれるという認識でいる。

【すーちゃん】いい写真を撮るというのがゴール。ディレクターで関わる時も同じ。最終的な写真と仕事のカタチはまた少し違う。ヒーコで駆け抜けていきたい。

【MC】趣味で撮る写真を究極化していく感じなのかもしれませんね。

#ヒーコ #XICO #SNS写真時代2019