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決別宣言

わたしは、自分を出すことが苦手である。
これは昔から無意識レベルでやっているので、どうにもならない事だと気づいた。
それでも、それこそが、わたしなのであるとも最近気づいた。

今まで書いてきた自分についてのあれこれは、自分なりに模索していたので文体含め、まとまらない内容だらけで今思えば消してしまいたいのだけれど、それすら自分なのでいったん消さずに残そうと思う。

書くからには、誰かの役に立ちたいと思うけれど、自分のなかの何が誰の役に立つか分からない。だから、なにも書けない。
書くからには、誰かに見てもらいたいと思うけれど、誰に向けて発信したら良いか分からない。だから、なにも書けない。
書くからには、自分が思うように発信したいけれど、自分が思うように表現しきれない、うまく統一性が持たせられない。だから、発信できない。

そんな半端な言い訳は今日をもってやめる。

わたしは、言葉が好きだ。
わたしは、人が好きだ。

”一度きりの人生” その言葉を最近実感することがあった。
先月、最愛の祖母が亡くなった。
彼女の最期を看取ったあとで見た、病院の窓からの朝焼けを、忘れない。
あのとき、人の命の有限さをはっきりと感じた。
看護師だった祖母が言っていた、人は明け方に亡くなることが多いの、という言葉どおり祖母もふっと夜明け前に静かに、消えるように息を引き取った。

言葉が好きなら、書かないと。
気になるなら、やってみないと。
心残りになるくらいなら、やっておかないと。

この有限な世界で、やれることは何でもやってみようと決めた。
今日はその宣言をさせてもらいたい。

やるよ。


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