違いを楽しめる世界

今年の2月からクリスタルボウル講座を受けています。

クリスタルボウルの先生に我が家に来ていただき
ヨガインストラクター仲間のムツミさんと一緒に学んでいるのです。

■音の出方にも個性がある

ムツミさんは、穏やかでおっとりしている。
奏でる音も優しく繊細で儚い、妖精が演奏しているよう。

私は、ガサツで大雑把で大胆なタイプなので…
クリスタルボウルを叩くと音も強く、エネルギーが一気に上がる。

同じクリスタルボウルを使わせてもらって
同じ先生から学んでいても

それぞれ個性が出て
その違いがとてもおもしろいのです。

■いよいよ楽譜が登場！

先日、はじめて楽譜を見ながら演奏することに。

ムツミさんは、美しい音で気持ちよさそうに演奏している。

私は、楽譜を目で追うのに必死。
「えっと、次は…。あー！飛ばしちゃった！」と
心が大忙しで、はじめての楽譜を見ての演奏はあまり楽しめなかった。

私は楽譜なしで、自由に演奏していた時の方がのびのびと楽しめて
ムツミさんは、楽譜の通りに演奏することを楽しめていたとのこと。

ルールがあっても、その中で自分らしさを出せるムツミさんと
ルールがあると窮屈で、自分らしくいられなくなる私。

すごく二人を表しているなと、思わず笑ってしまった。

■個性の活かし方

と言っても、音には影響はなかったようで

ムツミさんからは「アサミさんの演奏に癒された〜」と言ってもらえて
むしろ、私がムツミさんのその言葉に癒されました。

クリスタルボウルの先生も、「アサミさんらしくてよかったですよ。と言ってくださった。

「アサミさんらしさを活かしつつ、『ゆっくり力を抜いて演奏する』というポイントを時々思い出して、取り入れれば大丈夫。」と言ってくださいました。

「アサミさんの場合は、楽譜を覚えちゃえば、すぐに好きなように自分らしく演奏を楽しめるようになりますよ。」と言ってもらえて、ホッとしました。

■私だけの演奏方法

クリスタルボウルの先生は、心理カウンセラーでもあるから
私たち生徒へのアドバイスがとても的確で
それぞれの個性を活かした教え方をしてくださいます。

私にしてくれたアドバイスが素晴らしすぎて
クリスタルボウルの演奏のみならず

私のあり方や生き方にも通じる、人生の目的や
たましいのよろこびに気づかせてもらいました。

先生が私にアドバイスしてくれたのが
「クリスタルボウルたちの声を聴きながら演奏する」ということ。

クリスタルボウルは、チャクラと同じ数の７つあります。
その一つ一つの声を聴くように、対話をしながら演奏する。

「あなたは、どんな音を出したいのかな？」
「この子は、どんな素敵な音を持っているのかな？」
「今、この子が演奏して欲しいんだな〜。」と。

会話をするように、相手の個性を引き出す演奏法。

これは、私が日常生活でもいちばん大切にしていることだ。

・一人一人の良さを尊重したい。
・それぞれの良いところに気づいて、力を引き出したい。
・みんなの得意なことを伸ばして、才能を発揮するお手伝いをしたい。
・人と違っても、自分らしく生きていいんだよ。
・自分に正直に、心の声に従っていいんだよ。

その想いが先生には伝わっていたんだなと、うれしくなりました。

■違いを楽しめる世界

人との違いを受け入れて、自分らしさをお互いに尊重する。
虹のようにカラフルな、それぞれの光を輝かせられる場。

人と違ってもいいんだという安心感を感じて欲しい。

自分とは違う人のことも受け入れたいし
もし意見や考えが違っても、堂々と言える。

むしろ、人との違いを楽しめる世界を作れたらいいな。

そんなことをクリスタルボウルの講座で気づかせてもらいました。
いつもたくさんの気づきをありがとうございます。