見出し画像

死ぬまでにするべきことは百合

SOGI的なやつについて書こうと思います。

私は今は自分のことを女性だと思ってる(なぜなら女性だから)けど、割とそれと同じくらい性別というものがしっくり来ないままでいる。
これは本当にうまく表現できないなと思う、いつも。トランスジェンダーとかそれほど大変なことじゃない、だからまあ結構我儘っぽい程度のことではある。

私には性の目覚め期から数年間、性的対象が完全に女性だった時期があって、たぶん私の場合はそれが主な理由でなんかぐちゃってなってしまったんだと思う。

そこから嗜好を形成する数年の間も、自認は10割で女性だったにも関わらず、女性の身体しかエロいなと思えなくてそれなりに「大丈夫か?」とか思ってた記憶あるけど、そんなこと思ってた記憶ある割にはまっったく深刻には考えてなかった。
同性愛という言葉も定義も歴史みたいなものもレズビアニズムの文脈も別に何にも知らなかっただろうし、その想像の中で私自身はどこの立場に立ってたのかも分からないし、その頃の感情はもう確かには思い出せない。ちょっと気になるけど。

(ただ銭湯とか修学旅行とかで見る女性の裸体は本当に、性的対象だと捉えたことが今までに一度もなくて、それはそれでどういう仕組みなんだろうと思う。
損というか、とはいえこの先もしそれを性的対象として見ることがあったら(たぶんなくても、誰かとの旅行とか以外で)銭湯とかに行くことはもうないだろうとは思う)

でもまあ、一時的なあるいは永続的なホモセクシュアリティは思春期の特に女性には案外珍しくもないのかもしれない。たまに聞くような気もする。

そこから、今の性的対象も恋愛対象も曖昧なところまで来た過程はマジで思い出せない。
同性愛者/異性愛者ってことは、人を好きになるプロセスの一番上にチェックボックス女性器/男性器保有があるってことなのか、ってなるときがある、そうじゃなかったのは知っているはずなのによう分からんなってる。

膣に何かを入れることのそれ自体を気持ちいいと思ったことがまだないのも理由かもしれないし、子どもが欲しい欲しくないもそら今はないしそもそも別に分からなくてもすごくは困らないし、さあどうするべきなんだろうとは思うけど、今分かろうとしても分からないのは薄々知ってるから何にも進まない。

で、自認がそんなんだからこそ、JK!? 使てるヘッドフォンからちゃんと女の子のやらかい匂いがするんだが!? とか思う。

そのへんについて真面目な話と、尾籠な話があるので書きたい。
比較的真剣な話のほうは、生理痛が酷かったときに母に連れて行かれた産婦人科の壁のピンクへのいたたまれなさに関してです。

性交渉の有無を訊かれたこと、男性の医師しかいないと言われたこと、もうあんま覚えてないけど年配の男性の医師にジーンズをギリギリまで下げてなんか塗られて機械当てられたこと、今思い出すとそれってそれはそれでああなんかうん、もちろん適切な診察と治療をしてもらったし私は何も失ってはいないし、ただ、何度もしたいような経験ではないんですよ、それだけのことが。
他の女性がどんな気持ちでそこにいるかは分からないけど、私にはけっっこうしんどくて精神のうちの何かが確実に消耗する。

こういうことを伝わらない人に伝えるのは無理で、私も現在の私の想像力を尽くしてこれを書いているわけだけどその瞬間の死にたさには追いつけなくて、なんか本当可哀想だなとは思う。
子宮頸がんのワクチンの待ち時間だとか、調子悪いとドラッグストアの買い物とかですらきつ、ってなる。あまりにも脆弱すぎる。無闇に他人を損なおうとか思えなくなっちゃうし、最弱人間になりつつある。

ここらから多少尾籠な話にスライドしていくんですが、今(高校入試のための登校禁止期間の2日目!😭)がっつり風邪を引いていて性欲がほとんどゼロになっているので、賢者寄りで綴ることになりそうです。

小説の濡れ場などについてです。未成年なので暗喩です。なんといっても扶養に入っているので選り好みなどせず読むわけだけど、適切な避妊をしなかった事後の女性器を接写する描写を誰一人グロいと思わんのかと思う日があるっていう前置き。

私は、今は基本的に私の手のひらのように清潔な倫理の中で生活しているので、そうでない人にはこの温度まで登ってきてもらうか降りてきてもらうかしないといけないかもしれません。

私はそこに関しておよそJKを放棄しているから何だって読むし、普通にエロければエロいほど嬉しいしファンタジーだし別になんも思わないけど、毎回忘れた頃に賢者と正気の狭間で、犯罪を模した設定とはグロいなと他人事で考えます。

めちゃくちゃ仲よくてドド下ネタすら言い合う人でも、相手が女の子だとオナニーの回数は聞けないなと思うからマジの相場は分からんけど、私はどっちかというと人間らしいほうだと思う。
だからこのしょうもなさを適切に表現はできないけど、ただ目をちゃんと開けばしていいことと駄目なことの境界線は我々が思うよりすぐそばに無数にある。多分。

自分の経験から離脱すれば、16歳の子が産婦人科で息できなくなってんのも、無責任にちょっとエロ!って思うと思う。
実際には本気では思いません。精神的にまでそれほど弱くはなりたくないんですが。

私は自認女性とはもしかするとちょっと違うかもしれないからあれだけど、最近数年前には考えられなかったくらいお笑いを見るうえで、クンニって言うのが女性ファンに媚びてないとか単に汚いだけの下ネタでそれによって女性ファン離れちゃうよ〜みたいなのとかは若干視野狭いんじゃないか、と思う。離れちゃうよ〜ってなってる姿勢そのものが居心地悪いっていうのはあるかもしれないけど。
でも、5%の女性視聴者のうちの一人の女です🙋はたまに見てちょっとキモいなと思う。
なんかむずいっすよね。

またちょっと話が変わるけど、小学生の可愛い女の子の動画やツイートに、洒落にはならないキショいコメントだとかを寄せる奴、レイプされればいいのに、とか書けちゃう奴、彼らが来世は女性に生まれてこられればいい、それに関しては軽蔑で人が殺せたらどんなにいいだろうと思います。

時々しんどいんでもっと今より無責任に生活したいと思うことがあります。このへんの答えは私には見つからないんじゃないかと思います。

最弱です! 本当に。冗談と俯瞰と殺意をまぜまぜして得た仮の結論はタイトルの通りです。がんばれ!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?