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死にたい気持ちを打破したい

いくら甘ったれでも、未熟であることの免罪符がなくなると私は一旦何もできなくなるんじゃないかと思うので今のうちに書こうと思います。

今日も気温に合った服を選べなかったな、解きさえすればいいだけの数学の課題を先延ばしにしたな、あの人に伝え損ねたな、昨日はあれを忘れたのに今度このことを忘れたな、来てなかったら先に行っててとは言ってあるもののまた朝一緒に登校してくれる友達に間に合わなかったな、何もしてないしできないのに短歌も小説もネタも進まなかったな、ちゃんと水分取ってちゃんと寝るの忘れてたな、横になると起き上がれなくなっちゃったな、といった具合で片目でも瞑ったまま歩いているかのように下手くそに毎日。
年明けてからこの3か月特に下降してきてる気がしていて、私が今手に入れようと努力するべきものは何なんだろうか、するべきことはなんなんだろうかとか思う。

全力を尽くさずに高校に落ちたらどれだけ後悔するかなど目に見えているのに怒涛の勢いで本ばかり読んでいた2年前も、外に出たくない行きたくない顔を外気に晒したくないが逸って数時間おきに体温を測っていた4年前も、ニキビがひどくて行った皮膚科で「目が合わないですね」と言われた6年前も、廊下を走っていくちっちゃい小学生の半グレにすれ違いざまにぶっさなどと吐き捨てられた7年前も、今となってはいい思い出です。

さあ次の小説のプロットでも書こうと机に置いた学年通信の裏紙に最初の1単語を左端に書いてすぐ栗谷ちゃんねるを見始めて、そのまだたっぷりある余白に無為の営みと知りながら手動のテキストマイニングみたいなものを書きつけ一面を2Hのシャー芯で真っ灰色にし、できあがったものを眺めるにつけ、象徴ぽいではあるなと思ったが、これを消化する術は知らないしおそらくないのでもう忘れることにした。

タイトルはもともとつけていたので変えまいかと思うのですが、ここまでは3月中旬、ここからは4月15日以降に書いた文章です。状況がほとんど一転しました。
こうなるまえにもっと、苦しいことについて事細かに書いておけばよかった。
もちろんそれが容易いことでなかったのは覚えているんだけど、やっぱ気持ちの落ち込みは理性と切り離されているようで、何がそんなに辛かったんだっけなどと思っている自分がいます。

ハイスクールマンザイに出られるかもしれません。
もともと3月に入ってからはなんか何も考えてなさそうな未成年しかいないとあるSNSと、インスタとブルースカイとかで片割れを募ってみてはいたんだけど、この年度の変わり目という微妙な時期と私の書き方が悪かったせいで三重県の3年の人が話しかけてくれただけでそれ以外の収穫はなかった。

まあそりゃちょうどよくはいないもんだよなと思い思いしつついるうちに3月の27日にハイスクールマンザイの要項が発表され、ケビンスがMCをすることを知った私は、悪あがきで掲示板とXでも似たようなことをした。
どうにかなると信じるのも馬鹿らしくて、別に見つからなくても構わないみたいな虚勢を隠せなかったせいもあってかめぼしい手応えはなく、年明けから感じていた、探している人と知り合うのは簡単ではないことを改めて痛感していた。

三重県の3年の人が、書いた試作のネタを見せてくれて、今年は例年に比べて締切が早いことを教えてくれた。その時点で普通に、もう無理かーとは思った。
見つかった今になってはこの文章も振りでしかない。

私は人にしていい期待の適切な量を往々にして間違える人間だという自覚はあるし、まだ直接会ってもないし、このあとあり得るよくない展開はまあいくらでも考えつく。
ただ短い人生の中では一番、夢を見ているかもしれない。今は。どうかうまく行けばいい、と思う。
祈りはなるべく秘めておいたほうがいい気がするから、近況は書くだけ書いて置いておこうと思う。この文章がもし今私以外の誰かの目に触れているなら、多分私はその人と会ったってことだ。

ここでこれが、何も得ないままもしくは何か失って頓挫しちゃったら、多分自分史上で指折りの谷がそこに待っているのはあまり想像に難くない。

5月になりました。会えました。願掛けで、進展があるまではこれも仕舞っておこうと思っていたのですが、また別の、人生の分岐点になりかねない出来事があったのでちょっと書こうと思う。

「自分が書いた作り話を読んでほしい」と思う特定の人ができた。こっちはこっちで顔も知らないけど、色んなことめっちゃ馬鹿にする私ですら冷められないほど同じ熱量を、私個人に向けたものではない文章で見せてくれるネット上の虚像。
一方的に好きだと思っていたら、遠慮がちに感想と言われて一番嬉しい言葉をくれました。自分にとってはあまりにも大きい出来事だった。

書きたい気持ちが暴走して、中間テスト期間を苦しみながら1日で進む文字数がどんどん増えた。
今日やっとテストが終わった。それなりの後悔と充足と睡眠不足。

しかしその矢先に、自分の不甲斐なさに絶望するしかないような良いニュースが飛び込んできたりして、ちゃんと悲喜交交だなあと思いました。めっちゃくちゃもしかすると、彼女に心配されているかもしれません。しかしおばあちゃんのミートソースパスタ食べて4時間昼寝したらまあ、いいか………………という気持ちになりつつある。
その人に読んでもらいたいがために書き続けたいけど、しばらくは更新できないかもしれない。

テスト期間に犬が体調を崩して、ゴールデンウィークの全然動物病院が開いてない時期に普段行かないちょっと遠い病院に通いつめる心苦しい一週間ちょいがあったりして、やはりちゃんと定期的に書いてない日記はあまりにも意味ない。

あいかわらず理路整然とは程遠い生活を送っている。グラデーションがあったのかなかったのかは分からないけどまるで当然のように、5月現在、死ねるわけがない、と感じています。あまりに平和で凡庸であることを俯瞰する余裕もまだありません

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