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がんばろう人間

あまり正当な脈絡はないけど、起筆をナルシシズムについてにしようと思う。
大前提、私にあるのはほんの16年間の知見のみで、それによって自分は何っにも分かってないって意識が希薄なことだけは知っているつもりで、言質に言質を重ねるのも必要以上に恥ずかしいと思うのもなるべくやめて書く。(人質が人質で、言霊が言霊なら言質は言質だろうって思ってたしまだちょっと思ってる使うたびに)

整理します。本題です。私が言い表したい事象の発露のしかたの1つとして、自分がこの創作をどこでしたのか書く、っていうやつを挙げる。

私も何が言いたいのかわからないけど、例えば、この小説は白樺の中のログハウスの文机で書いた、とか、この文章は裏がシナモロールの世界地図のデカ下敷きの学習机に突っ伏しながら書いた、とか、この歌はカーテンの向こうのほうが明るい部屋で書いた、とかそういう感じの事実があってそれを不特定多数の読者に発信する姿勢についてだ。

それは人が影響を受けた曲をSNSに載せるように、ドアノブを回すように誰もがすることで、その情報の価値は作品の評価と比例しているだけのことだ、もちろん。

けど少し前、ある小説が文庫版になったときに追加されたあとがきでそれを見たときに私の中でうまく処理できないほど強烈なナルシシズムを感じた。
その人の小説には私にも分かるくらい確実に文字そのものを超える意味があって力があって、だから私はそれを忌避したいとか憧れないとかではなくただインパクトを受けて、ここ最近悩んでいたことについて改めて考えた。

私は承認欲求のどこまでを許していいんだろうと思った。
まだ先日読んだ、2年ほど前に自分が書いた小説の衝撃が尾を引いているせいもあって、そのことに端を発するそういう類の事象から自分の自意識の肥大に打ちのめされ続けている。

私には、7年前に書いて謎技術によって家で印刷までしたのに3年くらい前にシュレッダーで粉砕した小説の記憶と、たぶんそれより前に画用紙で自作し本棚のどこかにまだあるかもしれない謎の本の記憶がある。

今は精神的にも肉体的(比喩)にも、1年もしたら細胞が全部入れ替わってると言ってもおそらく過言じゃないような時期で、だからほんとほっときゃいいんだけど、そのときの自分の言葉の中で息をしていた切実なグロテスクさにちゃんとやられてしまっている。
いやこれに関しては本当に得のない性格をしてるなとは思う。けど、どうしよう。

もう何年か、自分の中で自意識や倫理観みたいなものが際限なく膨らみ続けていて苦しい。最近ずーーっと恥ずい普通に生きてることが。
自意識とどう付き合えばいいんだろうと思う。

インスタで変なエフェクトで顔隠した友達の自撮りも、LINEの背景で恋人の影を晒す知り合いも、プリクラ撮るのもインカメに向かって踊るのも分かれないできた。
課外研修先に行くバスで今までに何人に告白されたかという話をふっかけてきた子にはもうもはや羨ましいなあと思うし、アニメイトでおっさんに痴漢された話もバ先の大学生に好意を向けられているとかいう話もしんどくてたぶん結構露骨に表情に滲んでたとは思うし、わりといる外見で他人を量って見下したり品性を失ったりしてそれを恥じもしない奴の気もしれないでいる。

というか、今思い出したけどあれだわ、クラスの男の子が河野裕の本が好きだと言ってて、私はかねてより「昨日星を探した言い訳」に心酔してそのあまり他の著書をまだ読んでいないような人間だったから告白したろかとまで(虚言)一瞬思って、一応「昨日星を探した言い訳」を勧め「いなくなれ、群青」を勧められて学校の図書館にあったから借りてきたものの、気にすればするほどそいつのステメがちょっとびっくりするくらい痛くて悲しいの!
数時間毎にポチポチ前のステメ消してポエムとか自小説の匂わせみたいなんを入力するのダサくない!?わかんないけど!

明確な線引きとかないからどうしたらいいのかわからないし、侮るものは増えていくのに私は別に真っ当でもイケてる人間でもなくて、それはそれで救えない、私は年齢にしては大人びているだろう系の自己認識を軸で生きている(とこたぶんある)し、どこまでが正気でどこまでが幼さなのか見分けられない。

いくら俯瞰しようとしても結局恥ずかしいんだと思う。

数カ月後に読み返したら何をそんなしょうもないことを深刻にと思うかもしれないしな。現にそういう記憶何個かあるしな……😩

とりあえず「いなくなれ、群青」を読もうと思う。
あと関係ないけど友達の友達に勧められた「スクールカースト殺人事件」を読んだけど少し知ったその子の背景を鑑みるとちょっと心配になって、なんか仲良くなるかうまくいったらいいなと思ってる今。
一週間ちょっっぱやですね、サーヤ特番見てます。

この辺の話たぶんまだ続きあるから書きます、また次に。


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