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拉麺記1軒目①

14時ごろ電車に乗っているとふいにつけ麺が食べたくなり食べログで検索した

すると次の駅のそばにちょうどあるではないか
しかも11時から夜までの通し営業だと
迷わず降りて徒歩1分、曲がり角に大きなメニュー看板が置いてあり分かりやすい

店に入ってカウンターの左から3番目の席に着くやいなや、荷物を置きながら濃厚つけ麺大盛りを注文した
荷物置き用のカゴは用意されていないが床はよく掃除されていて綺麗だった

すると爽やかな店員さんに「食券制です」と笑顔で言われる
これは恥ずかしい、入り口すぐ左にあったのか気づかなかった
濃厚つけ麺は普通盛り大盛り共に780円、麺を頼むとご飯がタダで頼めるようなので迷わず頼んだ

注文が終わりようやく一息ついて店内を見渡す
店には微量のWi-Fiが飛んでいるようだ
机は2つでカウンターは8席、決して広くはないが安心できるちょうどいい大きさだ
カウンターの上にはよくある黒いプラスチックの箸、ピッチャー、調味料にレンゲとティッシュも置いてある

その店固有の飲み物が置いてある店がたまにあるがこの店はなんとピッチャーの中身はやや濃厚そうな緑茶だった
緑茶だと濃厚なつけ麺を緩和するのにあまり期待できないのでは?と思いつつも元来緑茶好きである私は美味しくいただいた
ティッシュの箱はたくさんあって親切だなと思いながらここで恒例の調味料チェック

調味料スペースには酢、こしょう、餃子のタレ、ラー油、あと手作りっぽい辛そうなやつ
個人的な偏見だが手作りの調味料を置いてある店は美味い(ことが多い)
それに、酢とこしょうを置いてあるのもポイントが高い

餃子に何をつけて食べるかというのは人類にとって永遠に解決できないテーマの1つであるが、酢胡椒という選択肢はいずれ大きな旋風を巻き起こすと勝手に思っている
ある程度見回したので顔を上げるとコンロでつけ汁をあっためているのが見えた

ごん、お前だったのかいつもつけ汁の匂いをくれたのはなどと思いつつ、目を閉じてその濃厚な香りを楽しんでいると店内BGMが耳に入ってきた
これはスティーリー・ダン
店主の趣味だろうか、いい趣味している

そうこうしているとつけ麺が出来上がった
#エッセイ #ラーメン #拉麺記

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