Vtuberやってみた!話

最近、いわゆるVtuber活動をやっている。完璧に流行りものだ。楽しい。
https://twitter.com/hal_nirasaki/status/1343819243775651840?s=21

私は、自身の生来の飽きっぽさを自覚しているので、むしろ「三日続けば自分を褒める」というのを人生のスローガンに抱えているのだけれど、何やかんや珍しくハマってしまっている。かれこれ、一ヶ月近く熱中している。大晦日のいまも、テストを兼ねた配信をしているくらいだ。この熱が、果たして来年も続いているのかはさっぱり分からないけれど、今のこの熱がどこからきて、今どんな感じなのか?忘れてしまうのは何かさみしい気がするので、ここに記録しておきたいと思う。

ただ、何故ハマっているのか?きっかけはなんだったのか?自分でもよく分からないのが厄介で、どうしようかな…?と悩む。悩んだ結果、箇条書きベースで、影響を受けたと思うものを、たらたらと書き連ねていくことにした。よっしゃ-!

・コロナ禍に入ってからすぐに、キャプチャーボードを買った。キャプチャーボードというのは、簡単にいうと、ゲームの画面をパソコンに引っ張ってこれる便利アイテムだ。やり込んでいるゲーム、スマブラSPやスプラトゥーン2のプレイ動画などを録画できる環境が欲しかったのが主な動機だ。「ゲーム実況とかもできれば、コロナ禍でステイホームしていても、楽しく遊べそうだなー」という思惑もあった。しかし、買った時点で満足してしまい、一瞬で飽きた……。

・ 12月初旬、discordというボイスチャットを通してよく遊んでいる友達と、Amazonプライムのウォッチパーティで『シン・ゴジラ』を観よう!という話になった。私はお気に入りのIPad Pro12.9inchをスタンバイして意気揚々と参加しようとしたところで、たいそう困ったことになった。ウォッチパーティは、現時点では、IPadからは利用できず、PCのブラウザしかサポートされていなかったからだ。どうしよう!パーティへの参加チケットを失ってしまった私は、そういえばMacBook Proを持っていたことを思い出した。MacBook Proの存在は、私の記憶からほとんど消えていた。なぜなら、お気に入りのIPadがあれば大抵のことはなんとかなるからだ。すまねぇMacBook Pro…!と思った。そして、MacBook Proになにか活躍の場を与えてやれないものか…!とも思った。

・YouTuberとかVtuberをやっている友人知人が周りに増えていた。芸能人や声優、芸人なども、コロナ禍の影響でネット配信をやることが多くなっていた。どうやらVtuberというのは、技術的・金銭的にもそんなに敷居が高くなさそうだ…というのがなんとなく見えてきていた。私自身、今年は配信を見る時間が圧倒的に増えていて、楽しそうだなという気持ちは、正直に、あった。自分ならどんな配信がやりたいだろうか?とか、人と差別化できるポイントは何があるだろうか?とか、想像してみるのも楽しかった。

・プロゲーマーのウメハラが、コロナ禍に入った早いタイミングで「今年は、インターネットを通じた活動に集中することに決めた」みたいなことをコメントされていた。事実、彼のインターネット配信や、オンライン対戦を前提とした格闘ゲームのスキルは、その後の数ヶ月で、目に見えて成長していった。

・Twitterでバズった「同人女の感情」の登場人物である、おけけパワー中島という謎の人物の存在に大きく感情を揺さぶられた。人に伝えたいと思う感情だけを、適当な語彙力でストンと伝える彼女にシンパシーというか、インターネット上においてはむしろこの生き方の方がシンプルで格好良くないか?と思う気持ちがあった。話は多少逸れるが、おけけパワー中島のおかげで、私はTwitterでクソリプを送ることへの抵抗感がどんどん薄れてきた。そしてそれは、不思議となにか心地良い感覚もあった。

・にじさんじのバーチャルライバーである月ノ美兎さんが、「思い立ってロリータ服を買いに行って着て街を歩いた」…という話の動画を配信されていた。その話の結論を要約すると「やりたいのであれば、やってみればいいんじゃない?」というような内容だった。なんだろう、何か心に残った。

・コロナ禍、一人暮らしであることもあり、精神的にけっこう滅入っていた。孤独はあまり感じないというか慣れている方だと思っていたので、ガッツリ凹んでしまった人並みな自分に対して、引く部分もあった。気がつけば、漫画を読んだり、アニメを観たり、漫画を描いたりする気力体力がどんどん落ちていっているのに気がついた。人と話すことって、健康に過ごすうえで必要なことなんだな、と人並みに思った。

とりとめもなく書き連ねていったけど、そんなこんながなんやかんや作用しあって、気がつけばVtuber活動に至るわけである。「Vtuberになる!」という、志や野望があるわけでもなく、「Vtuber、やってみた!」の、プリ☆チャンの精神で楽しくやってみたいな、と思う。そう、「始まりだけは軽いノリで、知らないうちに熱くなって」…と放課後ティータイムも唄っていたではないか。

そんな感じで、Vtuber配信は、まだまだあんまり上手くないけど、気が向いたらみてね!という感じです。来年の私は、どうなっているのかな。2020年、言うまでもないけどいろいろなことが大きく変わった、大変な年だったなーと思う。私もVtuberになったしな〜。

来年は、誰かに「おたのしみに!」と言えることが、もっとたくさんできるといいな。おたのしみに!

それではみなさま、良いお年を。





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