Jenkins導入(インストール)

要件:VMにJenkinsを構築→開発環境からアクセスできるようにする
環境:Microsoft Windows Server 2016 Standard

手順

  1. Java11 JDKをインストール

  2. Jenkinsをインストール

Java11 JDKをインストール

JenkinsではJava11が必須、Java17まで対応。
せっかくだからJava17入れたいけれど、公式アナウンスで何度もJava11連呼してるので不測の事態を避けるためにJava11を選択。

※インストール実行前に念のため実行環境のJavaを削除。削除方法は公式の解説に従う。(Javaのアンインストール手順)

  1. Oracle Java Technologies | Oracle サイトにアクセス

  2. ページ下部のJava SE11.0.16(LTS)をクリック

  3. Windowsタブから x64 Installer をDL

  4. 案内の通りにデフォルト設定でインストール

  5. cmdで下記コマンドを実行し、"11.0.16"が返ってくることを確認

C:\Users\XXXXX>java -version

※Jenkinsの構築だけが狙いなので、Pathの設定は行わない。(【初心者向け】Java実行環境構築 - Qiita)

参考:
Oracle JDK11 インストール手順<Windows向け> - IT入門書籍 スッキリシリーズ (sukkiri.jp)

Jenkinsをインストール

※インストール実行前に以前使用していた、インストールに失敗した等のJenkinsの残骸がないかチェック→削除
今回の削除箇所
- C:\ProgramData\Jenkins
- C:\Program Files\Jenkins
- C:\Users\XXXXXX.ssh\known_hosts.*
- C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local\Jenkins

  1. ジェンキンス (jenkins.io)からWindows版インストーラーをDL

  2. インストーラーを実行後、案内通りに進める
    ※Service Logon Credentialsにはホストのドメインユーザを入力
    ※IP入力時は、後から変更できるため初期値の8080で可

  3. インストールが正常であれば、ブラウザで初期セットアップ画面が起動するため、こちらも案内通りに進める
    ※"Customize Jenkins"画面では、特に拘りがない場合推奨プラグインを選択

⚠インストールに問題があった場合

今回発生したエラー
  1. ダイアログが表示された状態で、そのままWindowsサービスの一覧を開く

  2. "Jenkins"サービスの状態が"自動"になっていることを確認し、プロパティから、ログオンタブを選択。
    ※ここで状態が"自動"でない場合はその設定に更新後、再度ダイアログに戻り"Retry"を押下する。

  3. アカウント情報をすべて消して、インストール時のアカウント情報を再度入力

  4. ダイアログに戻り、"Retry"を押下する。

3.入力画面

※本エラーの原因ははっきりしないが、他の発生事例も多いためJenkinsをWindowsで実行する場合の既存不具合と思われる。
参考:windows installer - Jenkins failed to start - Verify that you have sufficient privileges to start system services - Stack Overflow

インストールは以上で完了。
次は公開について。


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