バターを常温にする難しさ(1)
お菓子作りで困惑している難しさ、ふたつめ。
タイトルの通りである。
『バターを常温にします』
この難しさたるや……!
慣れた人にとっては『どこが難しいのかしら〜ん?』という段取りであろうけれども、HAL はまだまだ始めたばかりであり、レシピ本だけが師匠という状態でお菓子作りに励んでいるヒゲメガネのおっさんである。
では、ヒゲメガネの脳内でどのような反応が起きたのか見てみましょう。
『バターを常温にします』
常温?
常温って、何度のこと?
どれくらいが『常温』なわけ?
今は 12月で寒いですけど、この季節の気温は 10度を切ることもあるわけで、うちの台所は暖房がなくて寒いんですが、この状態における『常温』というのは 10度ですか? 冷蔵庫の中の方があったかいという可能性もあるんじゃないですか?
しかし 8月ともなれば気温は摂氏 35度になったりもするわけで、真夏においては 35度でありましょうか?
いやそんなわけがない。
あってはならない。
季節によって『常温』が変わるようでは再現性が低すぎる。
では『常温』とは、どのような状態を作り上げれば良いのか?
『もったり』の項でも無知っぷりを発揮している HAL でありますが、ネット検索をしていないわけじゃあないのである。ネット検索はしているんでっせ? 多分、根気が足りないだけ🌟
『バターを常温にします』
こいつの検索結果は、こんな具合じゃ。
これもさ、すげぇ曖昧じゃあ〜りませんこと?
力加減は、どうなのよ?
ギュッ!と押すの?
ソフトに押して、へこむくらい?
わっから〜〜〜ん (ToT) ピギャー‼️
いつでも、誰でもが再現可能な言葉でもって説明されていないのである。
科学的ではない。
感覚的である。
お菓子作りは、めっちゃ感覚的なのだと思う。
科学的な部分があるのは間違いないのだけれど、そこまで解説してくれているレシピ本は、現時点で発見できていない。UMA のようだ。
斯様なわけで、とにかく解らないんである。
『バターを常温にします』というのが。
ではここで、HAL による過去の実践を振り返り、どんなことが起きたのか、見ていきましょう。
次回へ続く
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