ハードコア(吹替版) を見ました。
[ネタバレちょっとだけ]
晴れた7月の日、ちょっと用事で出かけたついでにドーナツを買いました。映画見るときにこういうおやつがあるといいですよね。それとタピオカも買いました。ブームは過ぎ去りましたが私は頻繁に飲んでいます。黒糖が甘くて美味しいのですよね。
こんにちは、はるちゃんです。
こんな日に見たい映画は何でしょうか。そうですね。SFですね。
ハードコア(吹替版)
だいたい私はSF映画を見るときは安直に「SF」と検索して、サムネとあらすじを見て面白そうであれば見ています。
このハードコアと言う映画、普通のアクションやSFと明らかに違う点が一点あります。まあ予告編を見れば全てわかります。
この映画は終始、映像が一人称視点です。
一人の人間の頭にカメラでも取り付けた映像となっており、三人称視点となることは基本的にありません。やっているアクションからして、まるでFPSのゲームのような体験ができる映画です。
Prime会員ならサイボーグでなくても無料で見られます。サイボーグでも無料で見られます。
ちなみに重複しやすいタイトル名からか、別の映画がよく出てきます。お間違えの無いように。
あらすじ
一度は死んだはずの主人公ヘンリー、科学者の妻であるエステルによってサイボーグになって復活を果たす。だがその矢先、エイカンという男が部隊を引き連れエステルを誘拐する。記憶がなく声も出せないヘンリーは各地にいる味方と協力し、エイカンを倒すことを決意する。
えー、この映画は終始アクションです。それはもう、銃をぶっ放すのは日常茶飯事。ときには素手や刀などで戦うことも。場所も町中や橋の上、エレベーターの中。逃走、追跡、戦車やバイクにヘリコプターまで。もはやそこら中アクション地獄。これらが全て一人称視点で送られるので、まるでそういうゲームをやっているかのような感覚が現れます。
主人公はサイボーグです。とは言っても、アップグレードの映画に登場したSTEMのように超人になるのではなく、ちょっとだけ頑丈になるくらいです。まあ無双はしますが。
サイボーグ人間が出てくるくらいの世界観なので、登場人物なども結構SFじみたことをやっている場合があります。物語中に出てくる数少ない味方、ジミー。このキャラクターは私は結構好きです。
対象年齢はR15+です。致命的な流血表現、破壊表現を含みます。苦手な方はご注意を。それとセクシーな女が出てきます。回数は少ないですが性的表現もいくつかあります。あっちなみに、強い女も出てきます。いいですよね。
それと一人称視点なので独特の「酔い」が発生することがあります。人によっては気分を損なう可能性があります。休憩しながら見ても良いでしょう。
限りなく主人公に近い
記憶喪失の主人公ヘンリー。物語が始まると同時に、この映画に対して何も知識を持っていない我々と、ヘンリーは全く同じ状況にあります。
勝手に進んでいく物語に対して、少々我々は置いてけぼりになります。それはヘンリーも同じことでしょう。勝手に出てくる味方を名乗る人物。ヘンリーを知ってはいるようですが、過去に一体何があったのでしょうか…
主人公が声を発することができないのも特徴的です。まるでゲームの主人公のようです。必要なことは全て登場する仲間が指示してくれるので、主人公が何らかの意思を示したり、選択をすることは殆どありません。
我々はヘンリーがどんな人間であるかもわかりません。この「無口な主人公」というのは、明らかにおかしいはずなのですが、妙に納得してしまいます。ゲームのやりすぎでしょうかね。
唯一このヘンリーがどんな人間なのか、初めてこの主人公の個性が見られるシーンが終盤にあります。ラスボスに打ちのめされ、初めて鏡に顔が映るシーン。失われた記憶を取り戻し、初めての選択をするシーンには、感動と言うか、何か熱いものがありました。
まとめ
一人称視点とは新しい。映画の中身的に見てもコレはFPSを想像させるものでした。Amazonのレビューの中の指摘にあったのですが、いくつかのゲームをリスペクトしたようなシーンがあるらしいです。
一度は見てほしい映画でしたね。ちょっと人を選ぶかもしれませんが。酔わない人だと結構おすすめです。最後の展開は実に👌。
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