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ザ・ギフト を見ました。

[ネタバレちょっとだけ]

6月某日、天気は曇り。昨夜酒を飲んでいた私は、とても早起きとは言えない時間に目を覚ましました。今日は日曜日、映画を見ると決めてるのです。

太陽が雲に隠れ、外は真昼だというのに少し薄暗い様子。

「そろそろホラー行きますか…」

こんにちは、はるちゃんです。


ホラー系の映画は結構あたりはずれがあるらしいです。くれぐれもびっくり演出だけを乱発して精神をすり減らした挙げ句、よくわからないストーリーを展開される作品だけは避けたいですね。映画のタイトルの横にある5個くらいの星がたくさん点灯していると良い映画という都市伝説があるので、今日はそれに従っていきましょう。

ザ・ギフト

Amazon Primeの検索窓に「ホラー」と入力すると出てきました。

このサムネを見てどう思います?何とも幸せそうなプレゼントを渡してくる男性。普通であればハッピーな話ですね。ですが残念、この映画のジャンルは「ホラー、サスペンス」となっております。

サムネイルからどんなホラーであるかざっくり想像できるのは好印象ですね。最初は可愛いクマのぬいぐるみでしたが、回数が重なるに連れて段々とおかしくなって行き、最終的には「あれ、なんか底から赤い液体が溢れてませんか?」と言ったホラーが目に浮かびます。

Amazon Prime会員なら無料で見られます。テレビが壊れている場合は友達を家に上げて直してもらいましょう。

あらすじ

新天地に引っ越してきた夫婦サイモンとロビンは、店で偶然サイモンの同級生のゴードと再開する。それからゴードは頻繁に贈り物をするようになり、何度か家を尋ねるようになる。ある日パーティを開きサイモンの成功を称えるが、「ヤツのは妄想だ。俺と友達だなんて。不気味なゴード、そう呼ばれていたんだ。」とサイモンは言う。

映画『ザ・ギフト』予告編 0-23 screenshot

気味の悪い男ゴードから届く贈り物を中心として、何をされるかわからない不安感が常にある映画となっております。

年齢制限はなし、流血や銃での射撃シーンは特にありません。暴力シーンといえば窓を割ったりパンチするくらいです。

あっ一つネタバレすると、夫婦が飼っている犬が誘拐されるシーンがあります。ですがご安心を、その翌日には帰ってきます。犬は無事です。


ホラーと言うよりはサスペンス

この映画は私が想像していたイカれたサイコキラーがヤベェ物をギフトとして送って「送料としてテメェの命をもらっといてやるぜ~ヒャヒャヒャ!」みたいなヤツかと思いましたが、もう少し冷静でした。

この映画は気味の悪い人間から与えられる不安感を常に受け続ける映画なのですが、なぜこんなにも執着してくるのか。物語が進むに連れて登場人物の過去の話が登場します。

「君が過去を忘れても、過去は君を忘れない」

映画『ザ・ギフト』予告編 0-48 screenshot

普通の被害者ではなくなったサイモン、過去を知ろうとするロビン、何を考えているか分からないゴード。この三人が繰り広げる人間ドラマがこの映画の大半となっています。

びっくり系はちょっとだけあります。ただ全体を通して「嫌な予感」というか「これだけでは終わらないよな…」という考えがよぎり、ちょっと後味の悪い雰囲気があります。


まとめ

いや、良かったです。びっくり演出だけは勘弁してくれと思っていましたが、この映画は1回か2回くらいだったので安心しました。この物語全体を覆う気味の悪さ、登場人物の黒い過去、暗い映画としてはちょうど良い心地よさ。もうちょっとアクションするシーンが有っても良かったとは思いますが、久しぶりのホラーとしてはこのくらいでしょう。

最後にちょっとラストのシーンが中々判断つかない終わり方だったので他の人の考察を眺めています。私的にはやはりそれも含めて"ギフト"だったのかな…と。

映画を見る楽しみに追加して、他の人の感想やレビュー、考察などを見るのが第二の楽しみになっています。皆さんも是非書いてみて下さい。そして私に教えて下さい。見に行きます。


そうでした、たまには学生時代の友人に連絡取ってみますか。

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