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百年と希望 Twitterまとめ

夏、絶不調で行けなかった“百年と希望”、本日ようやく鑑賞できた。
初っ端から泣くという大失態…

池内さんの「家父長制の家庭で育って、それおかしいって口にした途端、
“そういうモノ”として家族に諭された」っていう言葉。まさに私もこういう家で育ってきた。

そうなんだよ!どれだけ言っても言葉が届かないんだよ!

「上から説教される前に、まず話を聞いて欲しかった」
という池内さんの言うとおり、父に話を聞いて欲しかったし、ちゃんと会話をしたかったんだよ。

「女子がそんな主張をするもんじゃない」
なんて当たり前に罷り通っていた家で育つのは本当に苦しかった。それでも、どれだけ突っぱねられても自分を曲げたくなかったし、手を上げられる事があっても思った事をその都度父に吐いてきた。

高校で病気をして心の拠り所すらなく自分の中で問答してきたけど、遅くとも辿り着いた現在は、父を恨んでいるというより彼の置かれた環境にも問題があったのだ、彼もまたあの時代の被害者なのかも知れない、と俯瞰的に考える事も出来るようになった。これはEMDRの成果が出てきた証だと思う。

そして、一方でその生育環境を上手く処理出来ずに溜め込んだ次女は、父を許さないまま参政党へと突っ走っている。 いつか、三姉妹で集まってきちんと会話しなきゃな、って思っている。

とりあえず、“fxxk 家父長制!”には同意しかないし、それを推し進めてきた自民党=統一教会には憤りを覚える。 “お前らのせいで生きづらかったんかい!!”っていう。
あと、仁藤夢乃さんの
「前の世代の女性が、もっと声をあげてくれてたら。」
って、心底響いた。
確かに、私も家では逆らえてても世間に意見してきただろうか?事なかれ主義ではなかっただろうか?

2時間の間に考えがグルグルと巡って止まらなかった。
そして、日本共産党の課題も山積みなのだな、と再考させられた。
声をあげても素通りする人々の姿を見せつけられると余計に、
“自分の中の希望の灯火”は消しちゃいかん、って思えたし、
“お前一人が声をあげたところで世間は変わらん。政治も変わらん”
という、父の呪いの言葉を振り払って生きてってやろうと思う。

そして、この映画こそ共産党支持者だけでなく、共産アレルギーのある方、全く日本共産党という存在を知らない方にも観て頂きたいと思った次第。

おわり


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