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ファイルを送って依頼を受ける

前回のファイルを送った出版社から、仕事の依頼が来た話です。健康に関する雑誌を発行している出版社でした。医者に行ったときに待合室に置いてあった雑誌を見て、自分に合いそうと思ったのがきっかけですね。勇気を出して編集部に電話したら、サンプルファイルを送ってくれということでした。ファイルを送ったら、連絡を頂きました。
一度担当の編集者とお会いして、打ち合わせをしました。定期的に依頼を頂くようになりましたが、その後はメールや電話のやり取りだけで進められました。

見出し画像のデータはIllustratorで作っています。2色印刷用ですが、カラーモードはCMYKで、マゼンタとスミだけを使用して作成しています。特色はマゼンタのデータを置き換えて使ってね、ということです。
私がいつも作るのは、線画と色を別々のレイヤーに分けるやり方です(ヘアゴムの部分は色を入れてます)。線はオープンパスです。アウトライン化はしていないです。地色が敷かれる場合は白地レイヤーを作ります。

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↓レイヤーはこんな構成です。

[1]テキスト・記号
[2]線画
[3]色地(アミ)
[4]白地

当時は紙に鉛筆で描いたものをスキャンして、チキチキとトレースしていました。なるべく手描きに近いような、なめらかな印象を持たせるように。指も省略しない。
当時の納品はEPSファイルで。確認用にJPGファイルも付けています。
上記はベクターデータですが、ラスターデータ(Photoshop)でのカットも制作しています。それはまた別の機会に。

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