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広告本読書録

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「広告をつくらないコピーライター」であるぼくがこれまでに読んできた「広告本」の感想文です。なかには「広告本」ではないものもあります。しかし広告、特に企画やコピーライティングをする… もっと読む
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記事一覧

今年(も)仕事でもっともお世話になった三冊

前説のような言い訳 たぶん誰も気づいてもいないと思うし、気づいたところで何も困ることはな…

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【広告本読書録:115】私、誰の人生もうらやましくないわ。

児島令子 著 パイ インターナショナル 発行 と、いうわけで昨年11月に更新したきり5ヶ月も放…

【広告本読書録:114】名作コピーの教え

鈴木康之 著 日本経済新聞出版社 刊 『名作コピー読本』『新・名作コピー読本』でボディコピ…

【広告本読書録:081】私は嘘が嫌いだ

糸井重里 著 ちくま文庫 刊 世にあまたある糸井本の中でも特に異色の存在なのでは、と勝手に…

【広告本読書録:113】Advertising is Takuya Onuki Advertising Works 1980-2020

大貫卓也 著 CCCメディアハウス 発行 5月の大型連休中日。ぼくはたまたま代官山蔦屋にいて、…

【広告本読書録:112】小田桐昭の「幸福なCM」。

小田桐 昭 著 辰巳出版 発行 日本のコマーシャル界の重鎮、といえばこの方をおいて他にない…

【広告本読書録:111】ささるアイディア。なぜ彼らは「新しい答え」を思いつけるのか

松永光弘 編著 誠文堂新光社 発行 ぼくは『広告をつくらないコピーライター』を名乗っています。じゃあ何をつくっているのか、というと「企業と人をむすぶ言葉」です。 アウトプットは企業のミッション・ビジョン・行動指針だったり、コーポレートスローガンだったり。あるいはトップインタビュー、社員インタビューといった採用広報コンテンツなど。社内外問わず企業と人をむすぶ言葉を探して紡ぎます。 この仕事、人に説明すると「つまりライターさんなんですね」と言われることが多いです。 でも、

【広告本読書録:110】待っていても、はじまらない。 潔く前に進め

阿部広太郎 著 弘文堂 刊 思えば言い訳ばかりの人生を歩んできた。悔しいときに、きちんと悔…

【広告本読書録:109】それ、勝手な決めつけかもよ?

阿部広太郎 著 ディスカバー・トゥエンティワン 発行 その昔、コピーライターとして駆け出し…

【広告本読書録:108】広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

前田将多 著 毎日新聞出版 とつぜんですが、わたしの名前はヒロミチです。漢字で書くと博通…

【広告本読書録:107】川崎徹全仕事 広告批評の別冊②

川崎徹 著 マドラ出版 発行  いよいよ広告批評の別冊『全仕事』シリーズも5冊目を数えるま…

【広告本読書録:106】葛西薫の仕事と周辺

葛西薫 著 六耀社 発行 最初に勤めた会社は求人広告の代理店でした。しかし経営者が比較的野…

【広告本読書録:105】秋山晶全仕事 広告批評の別冊⑤

秋山晶 著 マドラ出版 発行 広告コピーに教科書というものがあるとしたら、間違いなくこの一…

【広告本読書録:104】「何者」かになりたい~自分のストーリーを生きる~

三浦崇宏 著 集英社 刊 採用に関するクリエイティブに長く関わってきたせいか、昔からインタビュー仕事はよくやってきたほうだとおもいます。 いま、会社に所属しながらも半分以上フリーランスのようなスタイルで仕事をしているのですが、いちばん引き合いが多いのはやはりインタビューです。採用目的だけでなく、企業ブランディングやプロモーションとしての依頼も増えています。 さらに少し前までは単発での依頼がほとんどでしたが、最近では年間何本みたいな契約や、社長を筆頭に在籍している社員全員