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HAKUTEN OFFICE EVENT REPORT|canvas企画展「博展人」

こんにちは!プランナーの翁長です。
6月10日から、博展京橋オフィスのcanvasエリアで企画展「博展人」を開催しています。この記事では、今回の企画展の内容の一部紹介と、参加メンバーの想いをお伝えします。

<記事を書いた人>
Unit2 プランナー 翁長
2023年に博展に新卒として入社。Unit2でプランナー業務をしています。
現在は商業施設案件を中心に担当させていただいています!



1.京橋canvasエリアとは

canvasエリアとは、博展京橋オフィスのエントランススペース。博展の“今” を発信する展示スペースとなっております。ここでは年4回ほど企画展を開催しております。本社へお越しの際は、是非覗いてみてください!


2.企画展「博展人」について

「博展人」は、博展の人「博展人」を様々な切り口で捉え、その生態を可視化する展示です。

元々、canvasに来る来場者に博展のことをより知ってもらうための展示をすることが目的のひとつでした。その中でも来場してくれたお客様には、「博展と一緒に仕事がしたい!」「博展で働いている人ってこんな人たちなんだ!」と理解を深めていただく展示にしたいと考えておりました。そして、博展のことをより知ってもらうためには、博展の中で働く「人」にフォーカスした展示にした方がいいのではないかと議論が進み、本展示の構想がスタートしました。


3.企画展の実施に至るまで

まずは「博展人の生態をどう可視化するか」について考えました。そこで「データビジュアライゼーション」という手法に着目し、可視化の方法を探っていきました。データビジュアライゼーションとは、「データを視覚的にわかりやすくしたもの」です。膨大なデータをすぐ理解できるようにする形にすることで新たな発見を促すための手法とも言えます。

手法が決まれば、後は下記のような手順で進めていきました。

①展示空間を考える
②「博展人」の実際のデータを集める
③データビジュアライゼーションを作る
④実際に展示する

それでは順番に詳しく見ていきたいと思います。

①展示空間を考える
ここは社内デザイナーが中心となって考えていきました。データビジュアライゼーションを展示するというのが初めての試みだったので、より伝わる方法を探りながら展示空間を作っていきました。

企画段階のイメージパース

②「博展人」の実際のデータを集める
最も重要なパートであるデータ集めです。ここでは博展の全社チャットにてアンケートを送り、協力を呼びかけました。なんと最終的に129名が協力していただき、十分な数のデータが集まりました。通常の数値が集まるデータだけでなく、「学生時代は何を勉強していましたか?」「土日はどうやって過ごしますか?」といったユニークな質問も加え、テキストでの回答も集めていきました。

アンケートの結果を掲示したボード

③データビジュアライゼーションを作る
ここからはDIチーム(デジタルインテグレーションチーム)の石田さんに協力していただき、データビジュアライゼーションを作成していただきました。回答から回答へ線が伸びていくようにしたり、色を変えたりとデジタルならではの動きを実装していただきました。

デジタルビジュアライゼーションをモニター展示

④実際に展示する
データビジュアライゼーションと共に、アンケートの全回答が見れるボードや、「博展人」を知るための土台となる「博展の数字」が描かれたボードも合わせて展示していきました。


4.公開後の様子

来場されたお客様からは、「面白い取り組みですね!」「社内でこんなものが作れるなんてすごい!」とありがたいお言葉をいただいております。また、展示を見た社内メンバーからは「こんな結果になったんだ!?」という驚きの声も。社員同士であっても、まだまだ知らない事実がありそうです!

貴重な博展人のデータが取れたので、今後の企画に活かしていきたいと思います!また、今回制作したデータビジュアライゼーションや展示物は、博展をより深く知ることができるアウトプットとなったので、採用や会社紹介など、様々な場所でのコミュニケーションツールに活用できれば嬉しいです。


5.次回のcanvas展示について

博展は、イベントのサステナビリティを考えるショールーム「T-CELL」を持っています。8月~9月にかけては、canvasエリアでT-CELLの事例を紹介する企画展を開催します!
最新のイベント事例やプロダクトを多数展示予定です。京橋オフィスにお越しの際はぜひご覧ください!

■展示事例を一部ご紹介!