たとえそれが
どんなでも

どんなことでも

それがじぶんであるならば
どうか

そのままでいてください

日記帳の筆跡は
だあれ?

他人が他人の存在を許容できない
そんな無意味があるなんて
とんちのようにとち狂い
脅かすことでしか自分自身の存在を
許してあげられない
刃物のような人間の苦しみは
その鋒を丸く実る甘い果実に向けた
プラムの肌は真っ直ぐに
刃に微笑む
無邪気に優しく
微笑して
そんな相手を迷いなく懐にうけいれる
だから刃は固唾のみ
自分自身を疎外する
この所在を許容するほどの
知的心的体力がもう尽きちゃうよ!の
きっと涙の合図だよ

なんだか
まるで

(その人を)
(あなた以外に)
誰一人
(救えなかった)


しるしみたいだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?