『入社1年目の教科書』

『入社1年目の教科書』

著者：岩瀬大輔

出版社：ダイヤモンド社

発行年：2011年5月19日

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　本書の帯に〈新人もベテランも一生使える50の指針〉と書かれていたので買いました。私は、今いる会社に入社して8年目（うわ、2013年に会社に入ったのか……。毎年後輩がくるような職場ではないので、実感が追いつきません）ですが、社会人としてまだまだ「たりない」部分がたくさんあります。恥ずかしいことです。だから本書を読んで、少しずつ変えていこうと考えました。仕事や対人関係などに対する岩瀬大輔さんの考えが、本書に多く詰まっています。特に印象に残った個所は、〈趣味を伸ばすこと、本を読むこと、体のコンディションなどは、仕事が終わってからの空き時間で済ますような重要度の低いものではありません〉（p.191）というところです。昔はあまりピンとこなかったのですが、自己投資の大切さがこの1、2年くらいで徐々に分かってきた（ような気がしている）ので、本書でも〈キャリアアップは人磨き〉というコラムで書かれていてビビっときました。一年間に何回も読み返したくなる一冊です。