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『都会のトム&ソーヤ⑦《怪人は夢に舞う〈理論編〉》』

『都会のトム&ソーヤ⑦《怪人は夢に舞う〈理論編〉》』

著者:はやみねかおる
出版社:講談社
発行年:2009年11月26日

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(内容紹介)
この世界を救うため、怪人を夢の世界まで追いかける――。
そんな「究極のゲーム」をついに作りはじめる、内人と創也。
しかしそこへ、謎の「ピエロ」からの不吉なメッセージが……。
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 マチトムシリーズ第7作目。
 ついに、創也と内人がゲームつくりに取り掛かります。〈理論編〉と〈実践編〉で分かれているので、本書〈理論編〉は二人のゲーム制作がメインになっています。街中での制作は何だか楽しそうです。そして、今回も例によって、スムーズに話は進みません。バグが出てきたり、栗井栄太ご一行が冷やかしにきたりと盛りだくさんです。それと、本書はラジオが物語の中心になっています。ラジオ好きの私としては、たまらない構成です。
 また、最後の謎解きは、このシリーズ史上一番驚いたかもしれません。どういう経緯かは伏せますが、内人がとある人物と勝負をするのですが、その緊張感といったら……。
 次は〈実践編〉です。どうなるんだろう。少し不安です。

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