『都会のトム＆ソーヤ⑫《IN THE ナイト》』

『都会のトム＆ソーヤ⑫《IN THE ナイト》』

著者：はやみねかおる
出版社：講談社
発行年：2015年3月10日

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（内容紹介）
とんでもない冒険をくりひろげてきた二人が、
今回ばかりは落ち着いて、中学校の平凡な日常生活
を描く……はずが、やっぱりそうはいかなかった！
奇妙な体育祭、相次ぐ奇妙な依頼、そして
奇妙なことに、内人の下駄箱にラブレターが！？
はたして「いい夢」を見ることはできるのか？
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　マチトムシリーズ第１２作目。本書は、内人と創也の「平凡」な学校生活をメインに話が進みます。と言ってもそう簡単に「平凡」になるかねえ……という感じでした。（読み進めると、まさにその通りでした！）「平凡」という意味を、思わず調べ直したりしました。
　また、本書の仕掛けには気持ちよく騙されました。再読ですがすっかり忘れていました。それも、ただの仕掛けで終わるのではなく、物語上必要な展開につながるので、うまいなあ……と思いました。