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『都会のトム&ソーヤ②《乱! RUN! ラン!》』

【 ネタバラシはありません 】

『都会のトム&ソーヤ②《乱! RUN! ラン!》』

著者:はやみねかおる
出版社:講談社
発行年:2004年7月20日

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(内容紹介)
廃ビルの砦にこもって、究極のゲーム作りをめざす創也は、
ライバルの天才ゲーム作家に会うため、手がかりを追ってデパートへ。
しかし、そこで待っていたものとは……。
サバイバルの天才、内人を相棒に、都会の中で、新たな冒険がはじまる。
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 マチトムシリーズ2作目。創也と内人は、紆余曲折あって、深夜のデパートで鬼ごっこのような危ない状況に陥ります。これが、なかなかハラハラさせられます。また、ここで創也のネーミングセンスの感じがわかります。(ミステリアス・パーティー、略して「ミスパ」。)
 音楽室で野球をするシーンは、何だか懐かしさを覚えました。
 そして、後半の「ゲームの館」。ミステリ色強めです。強めの伏線もあります。創也と内人、やはり良いコンビだなあと思いました。これ以上はネタバラシになるので割愛します。
 このシリーズの方向性がはっきりして、今後の展開にワクワク! な内容の一冊です。

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