『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』

『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』

著者:雨宮処凛 萱野稔人

出版社:光文社 (光文社新書)

発行年:2008年7月20日

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貧困、格差、孤立―—子どもから高齢者まで希望の見えない時代をどう生き抜けばいいのか?

 雨宮処凛さんと萱野稔人さんによる対談形式で構成されています。精神的な「生きづらさ」や、社会的・経済的な「生きづらさ」などについて、様々な角度から論じています。私が持っている本書の奥付を見ると、5年前におそらく買ったものです。その頃、漠然とした生きづらさを感じていたから本書を手に取ったと思われます。そして、実際今回読んでみると私の抱えていたもの以上のリアルで切実な「生きづらさ」がそこにあり、愕然としました。

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