『機長、事件です! 空飛ぶ探偵の謎解きフライト』

【※ネタバラシはありません】

『機長、事件です! 空飛ぶ探偵の謎解きフライト』

著者:秋吉理香子

出版社:KADOKAWA

発行年:2017年3月25日

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 冷静沈着、超絶美人。敏腕機長にして名探偵――”キャプテン・ディテクティブ“氷室翼、登場! 事件多発の「東京―パリ国際線」。クルーたちは無事帰還することができるのか!?

〇「氷の女王」➡機長との出会い、そして機上でのトラブル。フライトの合間にトラブルを終息させる機長の手腕が多分想像以上にすごい。あと、個人的には、国内線の飛行機に何かとお世話になったので、こういう業界の裏側が分かって面白かったです。

〇「クリニャンクール事件」➡クリニャンクールとはパリ郊外にある蚤の市のことのようです。次郎が急にモテ始めた謎が解けたとき、全部がつながったので気持ちよかったです。

〇「修道院の怪人」➡モン・サン・ミッシェル霧の殺人! 巻き込まれ型探偵の素質ありだな~と思いました。観光したいです。

〇「機上の疑惑」➡機上でピアニストが意識障害に。氷室と次郎がその原因を究明するが……。空の上でのトラブルは、本当に対処が大変だと思いました。

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