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『福家警部補の再訪』

【 ネタバラシはありません 】

『福家警部補の再訪』

著者:大倉崇裕
出版社:東京創元社(創元推理文庫)
発行年:2013年7月26日


(内容紹介)
 しがない探偵から転身し上昇気流に乗った警備会社社長、一世一代の大芝居を自作自演する脚本家、天才肌の相棒と袂を分かち再出発を目論む漫才師、フィギュア造形力がもたらす禍福に翻弄される玩具企画会社社長――犯人側から語られる犯行の経緯と実際。対するは、善意の第三者をして「あんなんに狙われたら、犯人もたまらんで」と言わしめる福家警部補。百戦不殆のシリーズ第二集。


 単行本は、2009年5月刊行。文庫は、2013年7月刊行。「マックス号事件」、「失われた灯」、「相棒」、「プロジェクトブルー」の4編が収録されています。どれもおもしろかったです。なかでも特に好きなのは、「失われた灯」です。かなり凝った犯行計画をしたのに……。福家警部補はすごいです。ドラマ版も観たくなってきました。

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