城下町舶来読書会

北九州市小倉で隔月開催される、課題本形式の読書会です。初回は8月4日にめでたく終了いた…

城下町舶来読書会

北九州市小倉で隔月開催される、課題本形式の読書会です。初回は8月4日にめでたく終了いたしました!

最近の記事

お宅に一冊いかがでしょう?

ミステリの読書会でこの作品が課題になる日が来るとは思っていなかった。半世紀も生きると色々なことが起こる。  さて、今月の佐賀ミステリファンクラブ、例会の課題本は「春にして君を離れ」。アガサ・クリスティーが、メアリ・ウェストマコットという別名で発表した「ミステリじゃない作品」の一つである。人も死なないし、法律で裁かれるような罪を犯す話でもない、一見、普通の話だ。ハヤカワの文庫本の裏面には「ロマンティックサスペンス」って書いてあった(!)    あらすじ、普通だ。めちゃ

    • 多分希望は残っている。

       新年が明けました。 今年はおめでとうございますと、ちょっと言い難い正月ですが、被災されたみなさんのことを忘れず、自分の日常を大切にして今年一年生き延びようと思っております。  さて、今月の佐賀ミステリファンクラブ、例会の課題図書は、荒木あかね著『ちぎれた鎖と光の切れ端』。  荒木さんといえば、前作「此の世の果ての殺人」で、江戸川乱歩賞を最年少で受賞された方だ。1998年生まれってあなた、それつい最近じゃないの?なんか頼もしいわ、ずっと書き続けてほしい。  未読の方もいら

      • 2020.02.21 開催 蜜蜂と遠雷読書会

         のっけから白状しますが、あたしは恩田陸ファンではありません。もう一個言うと蜜蜂と遠雷を読んだのが、恩田作品の初めてです。  ではどうして、蜜蜂と遠雷の読書会をやろうと思ったかと言いますと、自分の疑問を晴らしたかったからです。  あたしも、時々は紹介系の読書会に行くことがあります。行くと、だいたい高確率で恩田陸作品を紹介する人がいます。人気作家なのは間違いないのでしょうけど、まぁよく出てくる。あたし自身は一度も読んだことのない作家さんですけど、なんでそんなに人気があるのか

        • 第四回 城下町舶来読書会 開催報告2019.02.16号

           よく考えてみると、コロナウィルスのことを忘れていました。  こういう時期なので、本当は開催しないほうが良かったのでしょうか?ほら、コロナウィルスって侮れないし。  昨日の小倉駅は、北九州マラソンの影響か、いつもよりも人が多いような気がしました。まぁ、そんなことを言ってもね、とか思いながら電車の手すりやらは、触らないでいる、あたしです。  さて、四回目を数えました、城下町舶来読書会です。今回の参加者はあたし含め3名でした。もうちょっと宣伝活動せにゃいけません。最初は自分

        お宅に一冊いかがでしょう?

          第三回 城下町舶来読書会 開催報告 2019.12.14号

           また写真撮り忘れてしまいました。なにやってんだかね!始める前は写真撮らなきゃ!って思うんだけど、終わるころにはキレイに忘れてます。えへ  と、いうわけなので、今月は写真がありません。みなさん、想像で補っていただければと思います。  今月で、城下町舶来読書会も、第三回を数えました。夏から始めて早、三回です。これもご参加いただくみなさんのおかげでございます。ありがとうございます。今回の参加者は、付箋参加(質問を付箋に書いていただいて、LINEで送ってくださいました)の方を合

          第三回 城下町舶来読書会 開催報告 2019.12.14号

          第二回 城下町舶来読書会 開催報告 2019. 10. 19号

          こんにちは!ざおです。城下町舶来読書会、二回目の開催が無事終了しました。 ご参加いただいた方は6名、初参加の方は2名で、他県からおいでになっていただきました。後から聞いてびっくりしました(汗) 今回の課題図書は、ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」。この印象的なタイトルの小説は、結構な難物でした。さすがクンデラ。一筋縄では参りません。 まず、一応これは恋愛小説らしいが、どうもそう思えない。という人が私を含め、けっこういました。参加いただいた方の一人が「これ

          第二回 城下町舶来読書会 開催報告 2019. 10. 19号

          城下町舶来読書会 開催報告 8月4日号

          こんにちは!この度、北九州市小倉で読書会を始めました。団体名(読書会って団体でいいのかしら?…まぁいいや)は 城下町舶来読書会です。  読書会を開催する、福岡県北九州市にある小倉(こくら)という町は、小倉藩の城下町として栄えた場所です。あと、長崎街道の起点でもあります。なので、城下町。舶来は、海外文学に特化した会なので、舶来でいっかって感じでつけました。すいません、あたし適当なんで(笑)  主宰は、これ書いてるあたしです。「ざお」といいます。よろしくお願いいします。同じ

          城下町舶来読書会 開催報告 8月4日号