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被写体への敬意

写真をまだ ウツルンデスで
撮り始めたころは、若くてただ撮るのが楽しかった。

後から、写真屋さんにプリントを貰いに行く時ワクワクしたものだ。
初めて一眼レフを買ったのは
何故か?Nikonだった20代半ばだな。フィルムだから、必ず焼く
今も気づかず昔のアルバムを見返してみると、
子供を撮る背景に
NYのWTCビルがきちんと残っていた。その時は気にしてなかったが、9.11の出来事以来
このプリントした写真をみて深く想う。あえて撮ろうとしたビルでないが、こうして存在していた形あるものが 今は無い

大自然の中に撮影いくと
あまりにも ありがたく涙がでる
撮影を気が済むまで何時間もして 感謝で頭を垂れてくる習慣がついた。

シャッターを切るワクワク感より、カメラを持った事により
被写体への 敬意を持つようになり、
より「今」を残していく意味が身体に染み渡る

神社やお寺で参拝して
頭を下げるが
私の知識不足で 周りがやるからやるような感じ
それは ちゃんと感謝と祈りをするが

それより、実際の身体を置いた場所で湧き出る敬意と感謝に
その場で 祈りたい
私にとってその場所は
多種多様なシーンだ

長年撮影の仕事して
続けてきて
わかる事だ

ありがと〜

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