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子育てから

子供の幼少期と親の関係性を観察していると
親は大人で 強いエネルギーである。それとは逆に幼少期の子供は弱い立場である。

実は自分が親の立場の時 この現状にすら気づけないくらい毎日が一杯だったんだな。

幼稚園や学校に通い始めた子供は、いろんな対人関係にぶつかり始める
これは 集団生活の中で生きていくには 必要なシーンなんだろうと、つくづく起きている日々の子供の言動から伝わる。
きつい言葉を言われたり、影でいじめに遭ったり、仲間はずれがあったり まあ大人の世界も同じだが。
親元から離れ集団環境に入って 自分で自分を守ることを身につけるしかない。
これを教えていくのも 親や周りの大人なんだろう。自分の体と心を守るすべ!

何があろうと、自分で自分を守り生き抜く力、そして自分が嫌なことも人にはしないこと。

大事な躾だと感じている。

また、親といえど生身の人間 疲れている時も 余裕がない時もある。
そんな時、人間という生き物は どうしても自分より弱く当たりやすい相手にそのエネルギーをぶつけているようだ
親子の関係でもよく目の当たりにする

小学一年の孫1号が 我慢していたものを私の胸の中で 体を震わせてしゃくりあげながら泣き始めた。何をいってるかすらわからない状態だったが、想像はついていた。

自分が悪いこともわかってるが、違う反論も相手にしたいのに 言葉にならなくて言えなかった自分がいて 悲しいのと、色んな思いで身体中が震えてるのだ。

私はまず 強く抱きしめてやり落ち着くまでどれだけかかろうが、話を聞いてやった。

「上からの姿勢でなく、同じ位置で同じ視線で」 これだけでも、世界の子育て中の親御さんたちよ 抱きしめてやってほしい。そして自分も相手が子供であろうが 悪かったなーーと感じたなら 同じ人間として あやまってあげて欲しい

自分が子育て中は全く気が付かなかったが、身長が大人は高いだけで 普通に話してるようで子供には 上からの圧力にすら感じる。
どうかこれからの 親御さんたち 子供との会話や叱る時 同じ目線 せめてしてあげてと願う。

身体中を震わせて泣きじゃくる子を抱きしめて ふと自分の幼少期もよぎっていく。
こんな積み重ねが 思春期には反抗期となって出るんだろうな

今たまたま この時期の親子と触れることが多く こうして冷静に見ていける

私が子育て真っ只中も こんな余裕はなかった。
だから今のこの環境がありがたいものだ

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