見出し画像

【研究メモ】シーズン1 想定ケース(6)丸井 祐さん


YouTubeロープレ動画へ GO!




キャリコン テッツー再登板!

今回も、テッツーが ケース4③に続き 再び登板。
相談者役を演じています。

前回のケース4③「キャリアコンサルタントがやってみた」と、
同じ日に収録されたことが分かります。

このロープレの特徴
初のマスク着用での対面ロープレ という点です。


キャリアコンサルタント面接試験 コロナ禍の影響

このロープレの収録時期は、2020年9月。
2020年11月の第15回試験に向けての対策をしていました。

この第15回試験が、
コロナ禍の影響を大きく受けた試験回。

コロナ禍が試験へ与えた影響について、
当時の資料をご紹介しながら
振り返っていきたいと思います。


第15回試験は、
2020年7月に予定されていました。
ですが、実際は、7月実施は延期、2020年11月に実施されました。

日本キャリア開発協会(JCDA)ホームページより転載

2020年4月9日、
4月7日に初めての緊急事態宣言が発出された2日後に
第15回試験の延期が発表されました。

この4月9日の時点で、
受験生の皆さんは、
目標としていた7月の試験日が
丸々4か月、後ろ倒しになった訳です。

日本キャリア開発協会(JCDA)ホームページより転載


第15回試験延期が発表になってから4か月後の2020年8月、
11月の試験の約2カ月半前に
試験の対応に関する、以下内容のお知らせが公開されました。

       -中略 -

日本キャリア開発協会(JCDA)ホームページより転載


今までの試験の実施方法から、
面接試験では大きく以下の点が変更になる、という内容です。  

 ✔︎ マスク着用  
 ✔︎ 透明の間仕切り等の使用

このコラムを書いている2023年12月、
上記の感染対策は、日常生活では当たり前だった、内容です。

当時、日常生活の人と人が接するあらゆる場面で、
マスク着用はもちろん、それに加えて距離の確保と、
衝立て等の透明パーテーション設置が
一気に求められるようになりましたよね。

最初は少し戸惑いつつ、慣れていったように記憶しています。

しかし、ロープレ時に、マスク着用や、
アクリルパネル越しの対応が決まった時の
受験生の皆さんの気持ちは、
どのようなものだったか‥‥

まず、7月から11月に目標が後ろ倒しになったことで
気が抜けてしまったり、
しばらくやる気が起きなくなってしまった方もいたかもしれません。

ロープレ機会が無くなってしまい、不安を感じていた方もいるかも。

また今まで練習していたロープレ環境から
大きく変化することに対して、気持ちの揺らぎもあったかもしれません。

マスク着用でアクリルパネル越しの会話は、
本当に声が届きにくく、
相談者の声が聞こえにくい!

受験生みんな同じ条件とはいえ、
ロープレどうなるのかな、と
不安に感じられたのではないでしょうか。

受験生の皆さんも、
それを支えるジャンさんや
有資格者の皆さん、
みんなが手探りでこの変化に対応して
対策を進めていたのが、
この【ケース6】【対面・マスク着用】のロープレ音源なのです。

シーズン1のこの後のロープレも
【対面・マスク着用】のロープレが続きます。

また、シーズン2 かめちゃん編では
【ビニールカーテン越しの対面ロープレ】のケース等、
さらに試験本番を意識したロープレも行われています。

—— プチ情報ですが
ビニールカーテン越しのロープレ音源は
【シーズン2】の【ケース20】【ケース21】
実は、
試験合格後のアイスマンの登場回です!
キャリコン役、相談者役を演じています!!


話をシーズン1【ケース6】に戻します。
今回のロープレ、
アイスマンの「椅子の角度を変えさせていただきます」という
セリフからスタートします。
2023年現在の試験制度上とは違う運用のため、
ちょっと新鮮に感じるポイントでもあります。

また、ケース4③に続き、今回も
音質があまり良くない音源です。
視聴の際は、ご注意ください。


【以下ネタバレ注意】ロープレ 気になるポイント

来談目的
仕事のことでちょっと相談に来ました。

来談目的ひとことです。

「もう少し詳しくお伺いできますか」の後
営業職やってるんですけど、1年ごとの契約、有期の仕事なんで
ちょっとそこらへんの・・・(語尾はっきり聞き取れず)

まさかの来談目的聞き取れず(涙
試験のときも、こういう場面は考えられますよね。

私だったらマスクのせいにして
「すみません、せっかくお話いただいたんですが
マスクのせいですかね、最後のところがちょっと聞こえなくて。 
もう1回おっしゃっていただけますか?」
という感じでなんとかはっきり聞き取ろうとすると思います。

その後のやりとりの中で相談者が言った言葉
「前職まで正社員、無期、だったんですけど
今年から1年ずつなんだ、って位ですかね」
「仕事が変わった、転職‥」

アイスマンはここで【仕事が変わった】に焦点を当てました。

ここまでの冒頭のやりとりで
<1年ごとの契約><1年ずつなんだ>
すでに2回【1年】という言葉が出てきました。
一石三鳥の学習法の「繰り返される言葉」ですね。
相談者の想いがありそうです。

私だったら
「1年ごとの契約と言いますと」
「1年ずつなんだ、というのはどういうことなんでしょうか」
と、問いかけると思います。

また、【仕事が変わった】
正社員から契約社員に転職したお話、聴きたいですね。

アイスマンも焦点は当てたのですが
「もしよろしければ、仕事を変わったっていうのは、
どういったところからですか」と問いかけて
営業の仕事内容に関する話になりました。

私だったら
「転職した時のお話、お伺いできますか」
と、尋ねると思います。
ただし、聴くのは今ではないかと。
優先順位は、まず【1年】という言葉に焦点を当てて
現在のお仕事のお話を聴いていきたいと思います。

↑ YouTube チャンネル「ジャン・一のキャリコン研究所」へ!
100ケース超 ロープレ動画音声
「ケース1」から「冒頭部分」を聴いていく学習方法です


気になるポイントは人それぞれ。
「ご自身だったら」の視点で。
一緒に学んでゆきましょう。

最後まで読んでいただいて ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?