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薄明プリセット#1

こんばんは、薄明です。好きな男性キャラは、マーカス・フェニックスです。

皆さんはデジタルで撮られた写真をどのように扱っておられるでしょうか。JPGで撮ってそのままという方も多いと思いますが、私は今はRAW+JPGで撮ることが多いです。写真の管理そのものをAdobe Lightroom Classicで行っており、RAWデータをJPGに書き出してTwitterなどにアップしています。私のことですから、RAWとJPGの是非問題の話ではありません。いま前提条件の話をしているだけですので、読み流してください。

私は現像もレタッチも、写真としてのその存在の境界にあまり興味はありません。レギュレーションのある場所に写真を応募することが今のところないからです。自分が気持ちよく撮れたならそれでいいし、そこに色味や手を加えてさらに自分にとって気に入るならやればいいし、そうでないならやらなくていいと思う方です。フィルム写真については、フィルムそれぞれにテイストが存在しているし、デジタルで触るならデジカメで撮ればいいかなと思っているので、ほぼ触ることはありません。(撮影に失敗したものを調整したりすることはあります) 写真と絵画の境目も個人的には際の際まで詰めていくと、あいまいなものかなと思っています。この辺りは個々の考えもそれぞれに好きなものに対する愛憎の深さに伴って色々とあるでしょうから、私が述べる必要はないでしょう。というか私は私自身のこと以外を述べる必要はない気がします。普遍的なことや革新的なことは、頭の切れる方におまかせしたい。

そんなわけで、例えば私の場合Nikon DfかD200で撮影した写真はRAW現像します。しますとは言っても、露出をミスっていたら1/3段ずつくらいで調整したり、ちょくちょくデフォルトで入っているプリセットを当てたりするような感じです。多いのはDfで撮ったものをモノクロにしたりすることでしょうか。Lightroomのデフォルトプリセットの、コントラスト低を当てることが多いです。たまにフラットとか。

プリセットは自分の調整データを他の人にも渡せるらしく、ネットで配布している方もいらっしゃいます。海外もフリーで公開している方がいらっしゃったりします。そういうのを拾ってきて当ててみたりはするのですが、中々それぞれ他人の嗜好の塊のようなものを自分の写真にミックスさせると、思わぬ合うものができたり、まったく合わなかったりします。

自分らしい色やトーンとは何か、みたいなことは、実際まだ私には現段階のものですら、答えはでていません。なので私らしい写真になるプリセットというのも、できていません。

しかし自分の好みの一部を作ってみて、それを今まで考えていなかったものに当てたりすると、それはまた新しい発見になるかもしれないと、最近はやってみています。そればかりになるとワンパターン、また過度な色調整は私の趣味でもないので、ほどほどにしておかなくてはと思いながらですが。

noteは画像だけでなく、ファイルのアップロードもできることを知りましたので、せっかくなので試しに私が最近つくったプリセットを数個あげてみます。ちょこちょこ作例みたいなのもつけてみました。

1. hakumei_Nostalgia赤め

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青系のプリセットは、私が作らなくても世の中にたくさん素敵なものがあるので、ちょっと街並みなどを私が懐かしい感じがするように調整してみたものです。毎回これを当てているわけではありませんが、最近ちょいちょいつかっています。赤めと書いていますが、どちらかというと黄色が乗っているのかもしれません。ばっちりだ!とまでいかないのですが、じわじわと気に入っています。

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2.hakumei_橙夜に

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こちらは、夜にスナップしていると、オレンジ系のライトが強すぎるなあと感じることがありましたので、実際はもうちょっと青い印象なんだよという調子で整えたものです。ですので、当てる写真は合うものが少ないと思います。まだ作ったばかりで作例がありません。

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おまけ

あとは『hakumei_やや黄』だとか『モノクロトカゲ』などが入っていますが、気が向いたら使ってみてください。後者は前にトカゲの幼生をモノクロ化したとき、それに合うように調整したプリセットが残っていたのを、花に当てたら意外と合ったので残しておいたものです。

ダウンロードはこちらから。

いずれも作った時は「よし、いいな」と思うのですが、次の日に見ると「なんでこんな変な色合いで作ったんだろう」と首を傾げ、さらに日が経つとだんだん「まあいいかあ」という気分になってきたプリセットたちです。色々な写真に当ててみると、どれにでもそれなりに見られるものになるプリセットを作る方々はやはりすごいのだなあと思います。そのことに気づけただけでも収穫でした。やはり自分の好みの色やトーンというのは、それぞれ一枚ずつに内在しているのかもしれません。まあ、遊びは楽しくということで、やってみました。

それでは、皆さまよき写真生活を送られますよう。