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基礎医学は、こう勉強する!!!
――はじめに――
こんにちは。医学部を卒業して、思うことがあります。
基礎医学大変だったなあ…
ですけど、
基礎医学って思ったほど難しくないんですよね。
だって、基礎だし。ケンカ売ってるわけじゃありません。
我慢して、もうちょっとだけ読んでみてください。m(._.)m オネガイ
もちろん、基礎医学でも難しい問題はありますからね?
生理学だったらGHK方程式とか。あのへん二度とやりたくない
――プリント整理していたら、2年生の生理学の答案が発掘されまして。
空欄を埋めよ
コレシストキニンは(A)を収縮させる。
私の回答:胃
「おぉい!!」と突っ込みを入れちゃいました┐('~`;)┌
私だけではないと思うんです。2年生のみんな、どうですか?
コレシストキニンも胆嚢も胃もただの「記号」。だから間違える。
臨床と紐付けられていないから、知識が「記号」になっちゃってるんです。
臨床まで勉強してみて、もう一度振り返ると基礎医学が深まります。
やっぱり基礎医学って大事なんです。だったら、
臨床医学をつまみ食いしながら基礎医学を勉強したら??
それはもう、最強ですよ。間違いないです。
本当は学年が進むにつれて分かっていくはずの知識を、早い段階から仕入れちゃうんですよ。それができちゃうのが、今の世の中。
※学内の試験は大学によってピンキリなので、頑張って下さい。
■共通すること1:ステップを踏む!!
勉強の仕方なんですけど、いきなり分厚い本を読むと失敗します。
有名なのは丸善出版の「イラストレイテッド」シリーズとかですね。
生化学を例にしましょう。「イラストレイテッド生化学」がいい例ですね。
高校生に毛が生えた医学部入りたて学生が最初から読むものじゃないです。
もちろん、「Molecular Biology of the Cell」とか「ストライヤー生化学」とかは論外です。興味があればドンドン読めばいいと思うんですけど、挫折したら結局意味ないですからね…。
まずは、生化学って
STEP.0:どんな学問でどういうことを勉強するのか?
という全体像を掴むべきです。そのためには大学の先生方が鼻で笑うくらいの安直本で十分だと思います。本当に何でもいいです。生化学ってなんだろなー、くらいでOKです。
臨床で医学生が使う「病みえ」
あれだって冷笑する先生方もいらっしゃいますし。
気にしない、気にしないσ(^◇^;)
安直本バンザイ!!
STEP.0は本当に何でもいいので、私からはオススメしません。マンガとかでもいいです。そのあと、STEP.1として、まずは簡単に勉強します。そのあと、STEP2.として、標準的な勉強を行います。
正直なところ、これで十分です。
あとは、大学の過去問を頑張ればOKです。
一応STEP.3をあげるなら、先生方が薦めるような「教科書」ですね。
ちなみに、私はほとんど手を付けたことがありませんσ(^◇^;)
■共通すること2:まずは予備校の講座!!
他の記事でも少し書いたんですが、最近は予備校の講座が素晴らしいです。
1年生のうちから、基礎医学全般の講座を受講することを強く勧めます。
基礎医学が受講できるなら、予備校は気に入ったところでOK!
科目別の勉強は、予備校の講座が終わったことが前提です。
では、実際に見ていきましょう!!
気になったところからどうぞ~
■生化学
■生理学
――おことわり――
繰り返しですが、基礎医学を否定するつもりで書いているのではないです
臨床(というか国試)をつまみ食いして、「ただの勉強」を「意味ある勉強」にしませんか?っていうお話です。基礎医学で勉強することはどれも大切なので、そこはお忘れなく!
2022/02/16:初版
2022/02/17:若干修正。長すぎるので記事を分けました。
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