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美しい字の書き方について

そもそも「美しい字」というものの定義が難しいのですが、通常私達が日常で使う字については「読みやすい」ことが美しさの要だと思います。

(もちろん書作品となると話は別です!それについてはまた後日♡)

さて、手紙、ちょっとしたメモ、書類への記入。
多くのものが「入力」で可能になったとはいえ文字を書く機会がなくなった訳ではありません。

「字がキレイだと得」ということはほとんどの人の共通認識だと思います。
(もちろんその得を取ろうとするかは人次第です)

ではなぜ得なのか…それは「きちんとした人に見える」からではないでしょうか?

「字が汚くて賢い人は多いけど、字のきれいなバカはおらんもんね〜」と昔飲み屋で言われたその言葉が全てではないでしょうか?

「バカではありません」

ある程度美しい(読みやすい)字が書けるだけでバカではないことを伝えることが出来るならラッキーだと個人的には考えます♡

さて、めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、実際問題どう書いたらいいのか。

(もちろん「あ」からひとつずつ説明していくことも可能ですが長くなるので、それもご要望があればまた後日♡)

白い部分を気にする!

これに越したことはありません。

白い部分、というのは余白。
ほとんどの方が字の形に目を向けがちですが、読みやすい字というのは余白の美しさがポイントなんです!

「文字そのものの余白」と「字と字の間の余白」
この2つが主になります。

では詳しい説明です。
まず

・文字そのものの余白

と言われてもピンとこないと思います。
試しに「会社」と書いてみてください。
その字を四角で囲む。上下左右でその一番出っ張っているところが其々の辺に触れるように囲みます。
正方形だったり、縦長だったり横長だったり、
形は何でも大丈夫!囲めたら文字の形ではなく
白い部分に注目してみてください。
変に間延びしている部分や、白がつぶれている部分はありませんか?

「会」などのほぼ線対称の字は、左右の白いスペースがほぼ同じになっていたら上手に書けています。
「社」みたいにヘンとツクリで出来た字は四角の1/3がヘン、2/3がツクリになっていたらよい感じです。
あとは上下の余白、これは文字によるのですが上部と下部で余白が似ている方が良いケースがほとんどです。

このそれぞれの文字の余白は見極めが難しいのですが、続くポイント2は字を習ったことがない方でも分かりやすいと思います。

字と字の間の余白

文字を単独で書く機会ってほとんどありませんよね。だいたい文章です。その場合大切なのは個々の字の形よりも、むしろこちらの方が大切です。

先程の四角、その真中に点を書いてみてください。その真ん中が一直線上にあると文字の中心が揃って見えます。
文字の中心が通るというのは非常に大切で、たいへん読みやすくなります。結果、美しい!
またその四角で等間隔で並んでいれば尚良!
四角の形はそれぞれで大丈夫です。


いかがでしたか?
写真も何もないので分かりにくかったかもしれませんが、美しい字って結局相手への思いやりだと思います。

字にはその人の人柄が出ます。
自分らしさを大切にしつつ相手への思いやりが出来たら、それが美しい字ですよね!

こちらを読んでくださった方は少しでも「きれいな字が書きたい!」というお気持ちがあったはず。
是非がんばってみてくださいね♡

ご質問等ありましたらお気軽に!

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