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「雨が降っても自分のせい!?」

この言葉は松下幸之助氏の言葉のようです
雨に関しては
「雨が降れば傘を差せばいい」というものもあります
どちらも考えさせられる言葉ですね

算命学の考え方にも通じるものがあります
今回は「雨が降る」に例えられる
困難な環境に対して
どのような心構えや考え方が必要かを
考えてみましょう

自分のせいではない

実際に雨が降るのは私のせいではありません
私の善行や悪行のせいで
天候が変わるはずがありません

では松下幸之助氏は
なぜこのような事を言ったのでしょうか?

算命学的に言えば
人は誰しも守備本能を持っていますから
自分の身に危険が及ぶことを
本能的に避けようとします
この本能が無ければ自分の生存が
危うくなります
なので
身体的な危機だけではなく
精神的にもストレスも避けたいと考えます

何か自分に不利な状況が展開した時に
その原因が自分にあるかないかに関わらず
先ずは自分のせいではないと思いたがります
実際にそうかどうかは別にして
加害者にはなりたくないのです

ですから
たとえ自分に非があっても
極端な場合には
誰かや何かに責任を転嫁します
自分以外のもののせいにするのです
この発想が習慣化している人も多いでしょう

それでその場を上手く逃げおおせても
人としての成長はないでしょうね
たとえ自分のせいではなくても
そのマイナス的状況を起こさない為に
自分に何が出来たかを自問できる人は
人としても社会人としても
成長していけるはずです

自分のせいではなくてよかったと
ほっとしてやれやれと思う人も
成長はしないでしょうね

全ての事に意味がある

算命学では身の回りに起きる事は
全て意味があると考えます

自然現象も社会現象も
その様な現象が起きたからには
必ず科学的な正当な原因があるはずですね
今日雨が降るのも気象的な理由(原因)が
あるのですが
算命学はその事を言っているのではなくて
自分にとってどんな意味があるのかを
考えなさいと言っているのです

今日雨が降ったのは
私にとってどんな意味があるのかを
考えてみようという事です
「雨」にも両面性があります
私を濡らして不愉快にさせる面もあれば
私が口にする穀物等の成長に寄与する面も
あるわけですし
ゆくゆくは私の飲料水にもなるものです
この様なプラスの面は見えにくいですね

人生でも雨模様の時は必ずやって来ます
なぜどうしてと悲観的に考える事も出来ますが
自然界(天)が私をいじめているわけではありません
「かわいい子には旅をさせる」なのかも知れませんよ

雨が降れば傘を差せばいいだけの事なのです
雨宿りをすればいいだけの事なのです
自然の摂理に自分も溶け込めばいいだけなのです
そこで天に唾するような考えを持てば
先行きは暗いです

被害者意識を持ったり
不平不満を持ったりする事が
癖になっては大変です

算命学には老荘思想に通じる面もあり
「無為自然」あるがままです

更に進んで
雨が降る事を如何にプラスに変えられるかを
考える為には
自分のせいで雨が降っているというくらいの
関わり方をしないといけないでしょう
自分の問題として引き付けて思索しないと
良いアイディアも生まれてこないというものです

全ての土台は陰陽の法則

全ては陰陽の法則です
しゃがまなければジャンプはできません
きついトレーニングをしなければ
良きパフォーマンスを出す事はできません
立派な樹木も
見えない根がしっかりしているから
巨木に育つのです

しゃがむ工程を端折ってジャンプしようとしても
上手く飛べないですし
きっちりトレーニングをせずに
華々しい結果だけを求めれば却ってけがを誘発します

美味しいところだけを
摘まみ食いするような生き方は通用しません

俗な話になりますが
みんなが嫌がる事
責任を持ちたがらない事
面倒くさがる事
つまり負の部分ですね
陰陽で言えば陰の部分
そんなところにビジネスのチャンスが
あるのだそうです

自分には責任がない事で
何の義理もない事であったとしても
困った事を何とかして見ようと
ひと肌脱ごうとする
そんな生き方が後々の発展の為の
貯金になるのです

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ありがとうございます

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