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「人体図の星から適職を考えてみる」

算命学で適職を考える時に
人体図の左手(東)の星と腹(南)の星を
使う事があります
現実的な利益を得られる職業(東)と
精神的な満足感を得られる職業(南)を
見るわけです

今回は
違う観点からの適職を考えてみます


胸の星

人体図の中心(胸)にある星は
自分を表していますし
他の星を統べる様な立場の星です

当然の事
この星を生かす事が
運勢を良くする事に繋がります

例えば
牽牛星が胸にあったとすれば
真面目で素直な星ですから
組織の中で力を発揮すると言えます
役人の星などとも言われます

また
責任感や名誉を表す星でもあるので
何かの肩書があると良いでしょう
弁護士とか税理士とか
社会的にも評価される職業が
良いでしょう
つまり何か資格を持つと良いと言われます

帰星の星

循環法における帰星は
人体図の星の流れの終着地の星ですから
人体図の気が流れ着く星になります
気が最後に蓄積される星とも言えるでしょう

なので
この帰星は人生の目的を表す星と
考える事も出来ます

例えば
調舒星が帰星だったとしましょう
その様な人は
伝達の仕事が向いていると言えます
それも
学んだ事や見た事をそのまま伝えるのではなく
自分の考えも付け加えて
表現しようとします

なので
芸能的な事も向いていると思いますし
人に何かを教える事も向いていますから
何かの先生なども良いでしょう
マスコミ関連も良いでしょう

使いやすい星

使いやすい星と言うのは
色々な観点がありますが
一つ言えば
その星の本来の定位置にあるかどうかという
見方があります

十大主星は人体図において
以下のような定位置があります

      習得の星
 攻撃の星 魅力の星 守備の星
      伝達の星

この場所に一致した星は
一応使いやすい星と言えます

例えば
北の場所に龍高星が出ているとすれば
習得本能の星なので
あるべき所にある星と言う事になります

龍高星は好奇心の星ですから
海外との縁もある星です
なので
海外貿易関連やIT関連なども良いでしょう
また
デザイナーなどもアリですね

守護神にあたる星

陰占で守護神が何であるかが決まれば
その守護神を如何に消化するかが
課題になります

陰占の干支は
陽占で消化するようになります
つまり
星として消化しなければならないという事です

なので
守護神も人体図の星として消化するようになります
上手く消化できれば
守護神が活躍する事になりますから
運勢が伸びて行きます

守護神にあたる星が生かされるような
環境を得る事が出来れば
守護神は輝いて来るでしょう
つまり
その星に適った仕事に出会えれば
宿命も伸びて行くわけです

多い星

人体図の多い星は
率先して消化しないといけませんね
なので
その星に適った仕事をした方が良いでしょう

逆に人体図に無い星の仕事をする場合も
あるでしょう
伝達本能の星が人体図に無く
二十八元(蔵干)まで見ても隠れていないのに
長年先生をしている方もおられるでしょう

無い星の仕事をすると
人並み以上に努力をしないと
ものになりません
当然の事ですが苦労が付いて回ります

最悪の場合は
宿命から外れているという事で
困難な状況に陥る事もあり得ます

最後に

胸の星、帰星、使いやすい星
守護神にあたる星、多い星
と見て来ましたが
該当の星を生かすかどうかが問題です

いくらその星に適った環境(仕事)に
出会っても
その星を稼働させられなければ意味がありません
星は自動的に稼働してくれるわけではないのです

逆に言えば
その星を消化する生き方をしていれば
その星を生かせる職場に導かれるようになる
とも言えるのです

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最後まで読んで頂きありがとうございました

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