「2023年癸卯を占う」
癸
癸水は陰の水性です
2022年は壬水で陽の水性で
たくさんの水という意味になり
海として象徴されます
海にはさまざまな所から水が
流れ込んでいるので
敢えていえば濁った水なのです
それに対して癸水は
量は少なくて雨や小川として象徴されます
言うなれば飲料水になる
純粋な水なのです
なので
命を育む水として周辺に流れてこそ
役に立つのです
万が一水がその場に留まっていると
冬には凍り
夏には腐り
役に立たなくなってしまいます
そんなところから
癸水は人を育てる意味があり
周囲の為になる生き方を
意味しています
この様な「癸の気」が
地球上を覆う2023年なので
個人としてこの「癸の気」に則した
生き方をすると
その年の上昇気流に乗れます
小さな事でも生活の中で
人の為になれるような行動が
自分の運を良くして行きます
逆に自分の利ばかりを追うと
上手く行かなくなるでしょう
いつの年でも言える事ですが
2023年は特に心がけるべきです
卯
卯は季節で言えば春です
五行では木性（乙）を意味します
春ですから寒さからは解放されて
いよいよ草木も芽吹き
命が始動し始める時期を意味しています
卯という文字が
門を意味しているので
新しく出発（門出）するような
意味合いになります
なので
2023年は新しい出発の時と
考えても良いでしょう
新しいものがドンドン芽吹く年が
2023年だという事です
新しい技術や製品が出て来ると思います
新しい考え方やシステムが
登場するかも知れません
新規起業も多くなるでしょう
癸卯
癸水と卯木の組合せなので
水生木と相生です
水性は木性があると
木性に向かって流れて行きます
つまり
流れて行く先があるという事です
癸水が一か所に留まって
腐ったり凍ったりせずに
木を生かす為に流れます
木にとっては水を吸い上げて
養分に出来るという事です
なので
癸卯は互いにとって
その役割を果たしやすい組合せと言えます
また
癸卯は「春の水」なので
養分のある水と考えて
繁殖を意味します
この観点からも
新しいものを生み出す時なのです
具体的には
世界的人口増加などが考えられます
天貴星
癸卯からは天貴星が出ます
（癸→卯：天貴星）
天貴星は児童の星で9点ですから
身強ではありませんが
強いエネルギーになります
2023年以降は力強さが出てくるでしょう
2020年：天極星2点
2021年：天印星6点
2022年：天胡星4点
2023年：天貴星9点
2024年：天堂星8点
ただ強いと言っても
児童の星という事は
まだまだ成長途上の子供ですから
今直ぐに役に立つというよりも
将来の為の種まきの時期と
考えた方が良いでしょう
2023年に出てくる新しいものは
後々の時代を支えるもので
今後も更なる成長をして行くのです
そんな種が芽吹く年なのです
また
天貴星は子供の星なので
子供関連の仕事が伸びるかもしれません
例えば
後述の鳳閣星も加味すると
ゲーム関連や玩具などが伸びると思います
日本では少子化対策が
2023年のテーマの一つになりますが
時に適っていると思います
鳳閣星
卯の中には乙しか入っていません
なので癸→乙で鳳閣星が出ます
コロナ以降のここ数年は
必ず調舒星か鳳閣星が出ています
これらの星は健康や寿命を意味します
2020年：調舒星
2021年：鳳閣星
2022年：鳳閣星
2023年：鳳閣星
2024年：なし
という事は
2023年もコロナの影響が残ると
見る事も出来ますし
新しい病気（感染症）が
登場するという事も考えられます
鳳閣星を食べ物と考えれば
世界的食糧問題や穀物問題もあり得ます
良い意味で考えれば
鳳閣星は遊びの星でもあるので
エンターテイメントの盛り上がりや
観光や旅行などの回復という意味に
解釈する事も出来ます
ウクライナ問題
2022年に始まったロシアの侵攻は
2023年にどう展開するでしょうか？
この背後には
東西の対立（米ソ冷戦）からの
流れがあります
ブログでは書けませんが
ここ数年間はまだ米中対立も含め
この様な二極の緊張関係は続くと
算命学では見ます
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