見出し画像

「総裁選を運勢鑑定の観点から考える④」(重要なのは各候補者の来年の運勢)

先回までは相性を中心に見てきましたが
今回は「時」に注目してみたいと思います
同じ事をするのでもいつしたかが重要です
時を間違えると運勢が落ちます

例えば春に撒く種を冬に撒いたらどうでしょうか?
いくら立派な種であっても
おそらく芽を出す事は無いでしょう

ですから古代においては農耕生活を営むにあたって
季節を正しく把握する事が最も大切でした
いつこの種を撒けばいいのかを知る事は
生死に直結していたと言えます

いつ川が氾濫しやすいか
何時風が吹き始めるか
いつ長雨が降るか
経験則である程度は分かるでしょうが
正確な暦に基づいて生活全般が形成されていました
時を正しく知る事は死活問題だったはずです

人も誕生した時に
その後の人生のリズムが決まります
十年サイクルの運気が定まるのです
人によってスタートの時と
運気の波形や内容は違ってきますが
十年毎に人生に変化があると算命学では考えます
この十年の運気のリズムを大運と言います

算命学ではその十年がどんな運気であるかを
幾つかのサイン(印)で知る事が出来ます
例えば「半会」という印が社会の場所に出ていれば
その人のその十年間は仕事面(対社会)で
夢を持ち意欲的に行動しようとするでしょうし
異分野の方々とも積極的に交流を図るでしょう
この様に推測が出来ます

今回の四人の方々の今の大運を見てみましょう
岸田さん 58歳~68歳:現在64歳
河野さん 49歳~59歳:現在58歳
高市さん 60歳~70歳:現在60歳
野田さん 60歳~70歳:現在61歳

実は岸田さん・河野さん・高市さんは
今の大運で
三人共に社会の場所に「半会」が回っています
今回揃って総裁選に手を挙げた事は頷けます
(野田さんは家庭の場所が半会です)

さて問題は日本の首相として
本格的に舵取りを始めるのは来年ですから
来年壬寅の新首相の運勢が気になるところです
2022年は2月4日が立春ですから
その日から壬寅の年運が始まります
年運は大運とは違って
万人に一律に同じ壬寅の気が回ってきます
その気と本人の宿命の気の取り合わせを観ます

・岸田さん
西に律音が回っています
律音はもう一人の自分が現れる事を意味しています
つまりは自分が強化されるという事でしょう
自分の信念を貫けるかどうか
良い意味での頑固さや
ブレない姿勢が求められます

・河野さん
東に律音が回っています
要するに還暦という事です
新たなスタートラインに立つ形ですが
信念を曲げないで行くべきでしょう

尚、気になるのは
来年から二年間の年運天中殺に入る事です
天中殺で始めた事は全うできないと言われるので
打ち出す目玉政策が実を結ぶかどうか注目です

安倍元首相の時は2016~17が年運天中殺でしたが
森友学園問題が噴出しました
河野さんも何が起きるか分かりませんから要注意

・高市さん
西に支合が回っています
この支合は手堅い結果を手にする暗示です
地味ですがまとめ上げて結果を出す年です

・野田さん
西に半会が回っています
この半会は思いもかけない結果が
転がり込んでくるようなイメージです

但し中央に冲動(対冲)が回っているので
心は不安定で相当に辛いでしょう
立場の変動すらあり得ます
更に生貴刑も回っているので
下との争いや出だしで躓く形になっています

これらの現象は当然首相になろうがなるまいが
起きると見るのですが
首相になればその影響は大です

読んで頂きありがとうございました
♡ぽちり、励みになります(^^;)

読んで頂きありがとうございます。 サポートを頂けると励みになります。