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「表と裏についてあれこれと・・・」

表と裏について
ゆるゆる書いてみました
気楽に読んで下さい

あらゆるところに表と裏がある

何事にも表と裏がありますね
本音と建て前なんかもそうでしょうし
コインにも表と裏があります
図柄の入っている方が表で
金額の入っている方が裏のようです

今では生活必需品となってしまったマスクにも
表と裏がありますね
紐部分が接着されている方が表ですが
逆につけていても
違和感は特にないですよね

当たり前の事ですが
裏だけとか表だけという存在はあり得ません
「表裏一体」という言葉があるように
表があれば自ずと裏があるのです
裏だけがあって表が無いという事もあり得ません

この裏表を少し拡大して言えば
布地でも表地と裏地があります
見えない裏地が付いているから
服もしっかりとするのでしょう

更に拡大解釈をすれば
縦糸と横糸も表と裏と言えなくもありません
織れば最終的には縦糸は見えなくなり
柄として表面に見えるのは横糸で紡がれた柄です
しかし
見えない縦糸があればこそ
横糸がばらけずに美しい布地になるのです

つまりは
見える物事の裏には
見えない重要な要素が隠れているのが常なのです

算命学での表と裏

算命学にも表と裏という考え方があります
陽と陰という考え方と重なる部分もありますが
今回は表と裏という事で考えて行きます

例えば今年は壬寅の気が働く年なのですが
裏ではまた別の気が動いていると考えます
より詳しくその年の傾向を見るには
表の気と裏の気の両方を見ないといけません

個人においても
生年月日から干支を出して命式を作成しますが
この干支が表だとすれば
この宿命の裏側で動いている気が
あると考える事も出来ます

先祖の恩徳

現世を生きる自分を表と考えれば
先祖の方々は裏だと言えるかも知れません
裏の支えがあって初めて
表が存在していると言えます
どちらが表でどちらが裏かは
実のところは分かりませんし
言葉の問題とも言えるでしょう

対面鑑定で時より質問をされる事があります
人体図の右肩(こちらに向かって)は
空欄になっていますが
そこは何故空いているのかと言うのです

大体そのように質問される方は
玉堂星を持っている方が多い印象です
好奇心の強い龍高星かと思いきや
玉堂星の方がそういう質問をされますね

そこにも実は星が入っているのですが
通常は人体図としては書き込みません
何故ならばその星は
自分の星ではないからです

他の人体図の星は自分の持っている星であり
自分でどうその星を生かすのかを
考えないといけない星なのですが
右肩の星は自分の星ではないので
自分で努力して消化するという類の
星ではないのです

この場所の星は
自分の先祖の恩徳を表わしています
どんな先祖がどんな手助けをしてくれるかを
見る事が出来るのです

私を裏からそっと見守り
影のように寄り添い
助けてくれる有り難い星と言えるでしょう
私がその星を意識して
使えるというものではありません
敢えて言えば
受け身で対する星ですね

自分の実力ではありませんから
勘違いしないようにしたいものです

なので
通常は鑑定に来られた方に
この星をお教えする事はありません

この星は裏干から導き出すのですが
今回は省略という事で…

刺繡の裏と表

誰が言ったのかは分かりませんが
「人生は刺繍の裏側」という言葉があります

刺繍の裏側は
様々な色の糸が縦横無尽に交錯していて
一見めちゃくちゃな状況ですね
綺麗な花などにはなっていません
子供の落書きの如くです

人生も同様で
不条理な事や辻褄が合わない事で
満ちているというわけです
理解できない理不尽な事も多いでしょう
そこに何の意味も見いだせないと思う人も
いるかも知れません

しかし
刺繍の表側は綺麗なバラの花になっている
という話ですね
刺繍の表側は
あの世(霊界)の世界の事なのか
子孫の事なのか
あるいは現世における別の世界の人々の事なのか

どちらにしても
刺繍の裏側も実はちゃんとした意味がある
という事なのです
つまりは価値があるという事
裏側の住人は表側が見えないので
悩ましい事が多いですがね…

算命学はそんな表側の世界を覗かせてくれる
貴重なツールなのです
自分の人生の何故?どうして?を解く術なのです

つらつらと書いて来ましたが
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