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ワークショップ紹介その7 きみも富沢博士! in 地底の森ミュージアム

ワークショップ概要

みちのく博物楽団のワークショップを紹介するシリーズ。

今回ご紹介するのは、地底の森ミュージアム東北大学総合学術博物館・みちのく博物楽団の3団体が協同で開催している小学生向けの化石を使ったワークショップイベントです!

仙台市太白区にある地底の森ミュージアムは、旧石器時代の森の跡や人の活動のあと が残る富沢遺跡を保存・公開している博物館です。

地下展示室4

地底の森ミュージアムHP
http://www.sendai-c.ed.jp/~bunkazai/~chiteinomori/

このイベントでは、地底の森ミュージアムと総合学術博物館の2館に所蔵されている化石を使って、子どもたちが化石について楽しみながら学べるワークショップを行っています!

このワークショップの目玉は何といっても「化石に直接さわれる」こと!

図鑑やテレビでしか見たことのなかったアンモナイトの化石や、富沢遺跡にのこる比較的新しくて柔らかい樹木化石など、さまざまな化石に実際にふれる体験を通じて、子どもたちの興味を引き出しながら化石のおもしろさや価値を学んでもらえるワークショップを目指しています。

2017年度から2019年度までで既に4回開催されており、毎回少しずつテーマを変えて化石について説明しているため、リピーターの子どもたちにも満足してもらえるように努力しています!

これまでの回のレポート
SMMAクロスイベント「きみも富沢博士!~みる・しる・さわる かせきの”ひみつ”~」参加レポート(2019年度)
https://www.smma.jp/standalone-rpt/kimimotomizawahakase2020/
SMMAクロスイベント「きみも富沢博士!~“かせき”ってなあに?~」実施レポート(2018年度)
https://www.smma.jp/standalone-rpt/kimimotomizawahakase2019/
SMMAクロスイベントレポート「きみも富沢博士!~”かせき”ってなあに?~」(2017年度)
https://www.smma.jp/standalone-rpt/kimimotomizawahakase20

また、このワークショップは、SMMA(仙台・宮城ミュージアムアライアンス)のクロスイベントとして実施しました。 

SMMA公式ホームページ
https://www.smma.jp/

実際の様子

2018地底3

2018年度の様子

この回では、「そもそも化石ってなに?」というギモンについて考えてもらうため、化石と化石ではないものに分けるクイズを行ったあと、実際に資料を触って観察し、化石と化石ではないものにはどんな違いがあるのか考えてもらうなワークショップを行いました。

地底の森2018年度(1日目)_200420_0006

地底の森2018年度(1日目)_200420_0041

実際に化石を触っている様子

子どもたちや保護者の方々の多くは、このワークショップで初めて化石を触ります。
知識として知ってはいても、実際に触ってみるといろいろな発見や疑問が生まれるようで、シンプルながら難しい質問をされて団員や富沢博士役の博物館の先生もタジタジになることも・・・

2020地底の森_200420_0044

富沢博士役の博物館の先生に質問

おわりに

今回は、地底の森ミュージアム・東北大学総合学術博物館との協同ワークショップをご紹介しました。
引き続きほかのワークショップの紹介記事も投稿していく予定ですので、是非ご期待ください!

また、みちのく博物楽団は新入団員を募集中です。
この記事を読んで「自分もワークショップを作ってみたい!」と思った方は、ぜひ一度下記の宛先までご連絡ください。
見学も大歓迎です!

みちのく博物楽団連絡先
Email: hakubutsugakudan☆gmail.com (☆をアットマークに変えてください)
Twitter: @michihakutohoku

おまけ

2017年度のワークショップを行った際に作成したワークシートを無料配布します!
実際のワークショップで使用した化石の解説付きカードや、ワークショップ中に子どもたちに配布したワークシートになります!

白いカードには自分で好きな化石を観察・記入して自分だけのオリジナル化石カードをつくることができます。図鑑の化石などと見比べてぜひ作ってみてください!

↓ダウンロードはこちらから↓



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