【初めてのキャンプ】なにを揃えたらいい?
はじめに
キャンプ初心者の方に向け、車移動でのソロキャンプに必要なアイテムについて解説します。キャンプを始める際、何から揃えたらいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、テント、寝袋、キャンプ用品など、必要なアイテムの選び方やポイントをご紹介します。
目次
キャンプに必要な13項目
これだけあればキャンプができる!…はず。
テント
寝袋
マット・コット
クッカー
バーナー
シェラカップ
カトラリー
ライト
チェア
テーブル
手袋
ファーストエイドキット
その他諸々
以降、それそれの項目について紹介します。
テント
キャンプにおけるメインとなる道具です。
形状もドーム型やワンポール型。素材もポリエステルにTCなど様々です。
使用する季節や、居住性、携帯性など重視する観点によって選ぶテントも変わってきます。
自信のキャンプスタイルをイメージしながら選ぶとよいでしょう。
おすすめのテント
DOD ショウネンテントTC
ショウネンテントはワンポールテントですが、立ち上がりが垂直なためワンポールテントのデメリットであるデッドスペースを減らしています。TC素材、スカート付きなので冬でも対応可能です。
MSR エリクサー3
MSRはアメリカの登山用品メーカーです。
エリクサー3は登山用には大きいですが、ソロオートキャンプでは軽くて扱いやすいサイズです。
数字が示すように3人用ですが、3人で使うには少し窮屈です。その分、ソロで使用するには十分な広さがあります。標準でグランドシートが付いてくるのも嬉しいポイントです。
寝袋
寝袋には形状と中身の素材によって種類が分かれます。
形状:「マミー型」「封筒型」。
素材:「化繊」「羽毛」。
マミー型は人の形状に沿うにできており保温性に優れますが、寝返りがしにくかったり、圧迫された感じを受けるかもしれません。
収納時に羽毛は化繊に比べかなり圧縮することができます。そのため同程度の保温性能を求めると、化繊の寝袋は収納サイズが大きくなりがちです。
寝袋は慣れていないと意外と寝にくいです。車の積載量が許すなら始めは自宅で使用しているブランケットや毛布で代用するのも手です。
おすすめの寝袋
ogawa/NANGA シュラフL(羽毛量400g)
日本のアウトドアメーカogawaとシュラフメーカのNANGAがコラボした寝袋です 。3シーズン用の封筒型羽毛寝袋になります。
中に入った感じも広く余裕があり、羽毛も嫌な臭いはなく(※)自宅の布団のような感覚で寝られます。インナーシュラフや服装を工夫すれば低地の初冬まで使用できると思います。
※Amazon等で売られている低価格な羽毛寝袋の中には特有のにおい(獣臭)がするものがあるので、においに敏感な人は注意してください。
LOGOS 丸洗い寝袋
その名の通り中身が化繊のため、自宅で丸洗いができます。こちらも厚手ではないので冬以外の3シーズン用になります。
マット・コット
マットは寝袋の下に敷く織布団やマットレスの代わりになるものです。空気を入れて膨らますタイプ、ウレタンの入ったものなどがあります。
コットは簡易ベッドのようなものです。両者とも地面の凹凸の影響を抑え、地面からの冷気を軽減する役割があります。
普段からベッドを使用していて、地面から近い位置で寝ることに違和感がある方はコットを使用する方が寝やすいと思います。
おすすめのマット・コット
Helinox コットワン コンパーチブル
現在、多くのコットに採用されている、足をワンタッチで取り付けられる形状はこのHelinoxのコットが元になっています。
通常はロースタイルですが、オプションの足を付けることでハイスタイルにもなります。
SEA TO SUMMIT コンフォートプラスS.I.マット
SEA TO SUMMITはオーストラリアのアウトドアメーカーです。サイズや厚さの異なる様々なマットをラインナップしています。
このマットは中にフォーム(スポンジ)が入っており、空気を入れることで中のフォームが膨らむ仕組みになっています。膨らました時の厚さは5cmになりますが、フォームを効率的に肉抜きしており、収納時はかなりコンパクトになります。
クッカー
調理やお湯を沸かすのに使用する鍋やフライパンになります。
使用されている金属の種類によって特徴が変わります。
アルミは軽くて熱伝導性が高く、チタンは軽くて丈夫ですが熱伝導性が低いので熱ムラが出来やすいです。鉄は重いですが蓄熱性が高いです。
軽くて扱いやすいアルミ製がおすすめです。
おすすめのクッカー
コールマン パックアウェイソロクッカーセット
コールマンの定番クッカーです。「ゆるキャン△」のリンちゃんが使用していたクッカーのモデルです。私が初めて買ったキャンプ道具の一つでもあります。
素材はアルミ製で、中はノンスティック加工がされており焦げ付きにくくなっています。鍋の底の部分は同心円状に溝が入っており滑りにくくなっています。
バーナー
調理に使用するコンロになります。
バーナーで使用する燃料には大きく分けて、ガス、アルコール、ガソリンがあります。さらにガスは充填する容器によって、CB缶、OD缶に分かれます。
バーナーごとに使用できる燃料の種類が異なるので購入の際は十分に確認するようにしてください。ガスのCB缶(カセットボンベ)が取り扱いやすく入手性も高いのでおすすめです。
おすすめのバーナー
SOTO レギュレーターストーブ
定番のCB缶バーナーです。現在、後継機種のST-340も出ています。
しっかりとした五徳がついており、重いスキレットも安定して置くことができます。
シェラカップ
今や100均でも売ってる定番商品です。
食器にもなるし簡単な調理器具にもなる便利アイテム。2つぐらい用意しておくと色々使えて便利です。
カトラリー
箸やスプーン、フォークなどになります。
最初は割りばし、紙皿で十分です。ただし、ゴミにもなるので予算に余裕があればお気に入りを見つけるとよいと思います。
おすすめのシェラカップ・カトラリー
Snow Peak チタンシェラカップ
チタンで出来ており軽いです。取っ手が指を掛けやすい形状になっています。
Snow Peak 和武器
分割して収納できる箸になります。
ネジで連結するタイプなので引き出し式のように、箸で突いたら引っ込むこともありません。形状も四角なので転がりにくくなっています。
UNIFRAME FDスプーンTi/FDフォークTi
折りたたんで収納できるスプーンとフォークです。
チタンで出来ており軽くて熱にも強いです。フッ素加工されているモデルもあり、洗うときも汚れが落ちやすいです。
ライト
キャンプ用のライトというとまずランタンを思い浮かべると思いますが、まずオススメするのはヘッドライトです。夜の調理や作業に使う際に両手が使えるのがメリットです。
おすすめのヘッドライト
GENTOS LED ヘッドライト オーヴァ
電池式のLEDライトです。アンバー色にも切り替えることができ、ランタン代わりにもなります。
始めて買ったヘッドライトですが未だに現役です。
ファニチャー
椅子やテーブルになります。キャンプで使用する物は折りたたんで小さく収納できるものが多いです。
大きさや座面の高さも様々なので自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
ウェア
ウェアというか身に着けるもので最低限必要なのが手袋です。出来れば軍手ではなくて耐熱性のある皮手袋が良いです。
キャンプでは焚火や炭火を扱うこともありますし、バーナーで熱くなったクッカーを触ることもあるので、軍手では溶けてしまうこともあります。
消耗品
その他諸々ですが、無いと困るものです。
キッチンペーパやウェットティッシュ、ごみ袋、あと重要なのがファーストエイドキットになります。
火や刃物を扱うため、ケガをすることは頻繁にあります。こういったときに直ぐに手当てができるように常備しておきましょう。
まとめ
キャンプに必要な道具をザックリ8つの項目にまとめてみました。
次の記事ではこれまで紹介した各項目の道具について、もう少し詳細に説明していきます。また、今まで使用してきた道具で特におススメのものを紹介します。
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