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#1:主語が自分の日記をはじめる

 noteをはじめました。勝手が何もわからないまま見切り発車です。どうせなら明日からにして、1日にはじめましたというキリの良い感じにすれば良かった。初手後悔はどうなの? 後悔するほどのことでもないんだけど。

 前から「ブログやってみよっかな」と思ってはいました。はてなとnoteどっちが良いかなって、調べたり考えたり放置したりしていた記憶がある。

 twitterもやってる。でも近頃はあんまり呟かない。何でかって、リアルタイムで反応が来るあの感じが最近す~ごくだるくなってきちゃったからだ。「あ、これ呟いちゃおっかな」と思ってTLを見てフォロワーが1、2分前に呟いてたりすると、やめやめ、や~めよってtwitterを閉じる。
 これはもう私の性分なんだけど、フォロワーがTLにいる中で投稿したら、「お前、TL見てるだろ? わかってんだからな。私の呟き見ただろ? ほら♡を押せよ」って、“いいね”の強要をしてるようで気が引けるなあなどと思ったりする。逆の立場だったらそんなこと思わないのに。ていうか呟いた直後にtwitter閉じることも多いんだから、あんまり他人の呟いた時間なんか気にするなよ。ってわかってはいるんですけれども。
 あとはまとまった文章を投稿したいときもあって、そんなときに短文投稿サイトはただただ不向きだよねという話。マストドンもtwitterよりは長めにいけるけど、落ち着けるサーバーが今のところ見当たらないんだよな~。
 それならもう①TLの動向を気にしなくて良くて②長文を投稿できるもの、即ちブログっきゃないでしょ、となり、周囲はもちろん憧れの人がnoteで書いているというのもあって、よっしゃはじめちゃうぜと開設に至りました。

 もうひとつ個人的に重大な理由があって、それは今の私から「創作」の柱がすっぽり抜けてしまったということだ。
 物心ついた頃から絵を描いてきたし、絵を描くなら漫画も描くし、小説も書いてきた。日常の一部に創作活動があった。情景を思考を生活を世界を構築し、描写し、表現することは私にとって特異なことではなく、当然のことだった。描きたいもの/書きたいものは途方もなくあるし、紙に写した瞬間から他の物語が現れて、きっと一生描(書)いても意欲が尽きることはないんだろうなと思っていた。
 過去形。
 昨年末に余計なものを見てしまった。多分それが原因だと思う。詳細は省くけど、私はそれから、「あ~、もうこの物語を描き続けても、私のための物語にはならないんだろうな」と思ってしまった。描いてはわざわざ外部に発表している癖にな~に言ってんだこいつはという気もするし、何を書かれたのかまで言及していないのでお読みいただいている皆様にはな~んも伝わるわけないのですが、とにかく、「描きたいという私の欲」を「(読み手にとって)より良い物語にしてほしいという他人の欲」が上回ったのを感じて、「無理で~~~~す!!!!!!!!」になっちゃったというやつです。ちゃんと書くの面倒になってきちゃった。
 私はあくまで私のために創作をしている……という前提があるのですが、とりあえず今回は語らなくていいや。
 “創作する者”というアイデンティティも確かにあったはずなのに、絵を描かなくても物語を作らなくてもけっこー普通に生きていけるな、という所感もまあ、今回はいいでしょう。
 さておき、その一件から創作活動が全部億劫になってきて、かつ絵に関してはメンタル面で「過去現在未来三世全ての絵が下手!!」期に突入する、という最悪のバッティングが生じてしまい、何も生産しないまま動画を見て時間を消費する、という日々が続いているのです。

 だけど考えることは毎日あって、日記の文量も毎日増えていく。

 創作していない自分でも、どうやら語れることがあるみたいだし、創作活動をしていない分時間ができたので、一回は何でもやってみましょうかねという気持ちで、noteをはじめます。

 何か外に向けて書くことがあるんだろうか。

 書けることはあると思うんだけど、どの部分から自分を削り取れば良いのか全然わからない。あとその行為はすごく、疲れる。
 そしてこの自分を直接に切り売りしている感覚に全然慣れないのは、今まで創作物の中のキャラクターたちに散々仮託し続けて、己を主語として語ることがほぼほぼなかった結果なのだと思う。人前で自分のことを語るのが苦手な理由の一端がちょっと掴めてきた。うわ~。つら~~~い。
 ほんとはもういっこ語りたいことがあったんだけど、次に回しちゃおう。

 ひょんなことから自分の課題が見えて来るの、怖いですね。初回にして自らの怠慢を自覚する結果となってしまいました。今日は早めに寝よう。

 ※写真は過去に撮ったものの中から適当に選びました。かわいいでしょ。


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