コーディネーター・アラジンのブログ #68 先輩の画家
A graduate who became a painter
先日のSBCテレビのニュースワイドで、
特集”HBの鉛筆一本で北アルプスを描く作家—―—白馬の山々は心の支え”
という番組が放送されました。
その方は、白馬高校のOBで、白馬高時代は美術部の部長をされていた、
大塚浩司さんです。
漫画家としてスタートするも、大好きな白馬を離れられず、山岳画家としての道を歩むことに。なかなか売れない苦しい時代を経て、白馬で見られるイワナやヤマメを描いたアクリル画で知名度が上がり、やっぱり白馬から見える山を描きたいと、漫画を描き始めた時代の、ケント紙と一本の鉛筆という原点に戻って、山を描き続けている。
すでに2冊の画集を出し、来月3冊目が出版される予定。
3冊目に収められている作品の一つが、唐松沢氷河。大塚さんは、この絵が「昔の絵」には、なって欲しくない。この氷河を残し続けたいと熱く訴えておられました。
昨年のしろうま祭(白馬高校文化祭)では、創立70周年(正確には71周年でしたが、コロナの関係もあって延期になって)という節目に、スキー部OB中心に、地域で活躍している卒業生たちが、現役高校生を励ます地域展というものを特設しました。
その時にも、大塚さんには、作品を展示していただきました。そして何よりも素晴らしかったのは、使用した教室の黒板一杯に、チョーク一本で生き生きとしたイワナを目の前でスラスラと描いてくださったことでした。(これを消さずに、出来ればそのままにしておきたかったですね。)
今年のしろうま祭も近づいてきました。
一般公開は、
2023年7月15日(土)12時~15時、
2023年7月16日(日)9時30分~14時
です。
詳しいご案内は別途お知らせします。