孤独な僕と憂鬱な時間

時間は僕に束縛を与え続ける。常にそれが一定のように回わり続ける。けれど止まることを知らない。時間が続く限り何かに耐えなければならない。それが恐怖なのか快楽なのか分からない。

孤独は僕を開放してくれるが他人を拒絶してしまう。一日がとても長く感じ憂鬱な日々が欲求不満と共に時が流れてしまう。孤独は他人と交わらない限り続くけれど、それが成功なのか失敗なのか分からない。

ネットでの叫ばれている問題などに目を通しても事実確認しようがなく、それが現実だと知っても他人事のように振る舞う。いつも娯楽に暇を持て余しそれを快楽とし満喫する。

けれど夜がやってくる度一日がとても貴重なものであり寿命でもあると感じてしまう。明日がくれば明日の自分になり、気分も性格もひねくれてしまい。落ち込み体調が悪い時もあるだろうし快調にスタートを切りモチベーションを上げてしまうこともある。

不安定な人間社会に欠如した存在それが孤独な僕なのか、出口もない鳥籠にいれら使命は鳥籠から出るということ、ただそれだけ時が経てば誰かがそこから出してくれるという期待もあるが、自分自身がそれを拒絶すればずっとそこから這い上がることもない。

鳥は羽も持たないかもしれない。羽を持たず飛ぶ理由もいつの間にか忘れて、孤独というロマンスの中で憂鬱な出来事を削除し日々娯楽という快楽に埋もれ感受性を忘れ生きていく、それが後に生かされることもなく、人々から迫害を受けてもなお力強く生きていくことを心から願い。相反するものを拒み続ける。

それに意味などない。けれど受け入れ難い虚無なものにロマンスは生まれない。それ故に独りよがりの寂しさや虚しさは人に言えない膨大な悩みに埋もれてしまい灰になるまで心に残る。憂鬱で孤独な僕の時間は終わらない。終わることを忘れて再び生きていく。孤独な闘いを忘れず他人任せにならず、漂う濁流の現実社会とともにただこの世に流れていく。

#cakesコンテスト




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