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書き溜めてた川柳や短歌

あの人はひらひら躱してばっかりで
ハンカチみたい 水色しましま

BPMイチニーマルのその胸に
何を思うの 私のことかな

神様の足音聞き漏らさぬように
息を殺して 耳たて待ちわび

またあしたと言える人が今欲しい

夏はじめ 気怠い温もり 夢うつつ
とけゆくアイス、とけゆく時間

言われたい 一緒に死のう、君と僕
神様だって、許してくれる

生きてても苦しいだけだ 毎日が
ずっと泣きたい 誰かの前で

9.8 逆さの体、加速する
そらのアスファルト 熱いくちづけ

いつまでも私が全てを許すのは
私だからじゃなく、君だから

まだ9時前と思っていたら1時半
瞬きの次の景色は天井

言葉には必ず虚構が含まれる
例えば月が綺麗ですね、とか

弥増さる すは一大事 好きすぎる
まさかこんなに惚れてまうとは

好きな人とドブ川の横を歩きたい
くせえなここって、文句垂れながら

爪が伸び、切る度生きてると感じる

歌を歌い、花を眺める生活が
憎たらしくて、仕方がないな

真っ青な空に囚われた鳥たちが
羨ましいと嘆く毎日

朝の五時、仄暗い空、青い空気
こういうときに死にたいと思う

自殺した友人に告ぐ、弔辞ひとつ
置いていかないで、私を残して

貝印 カミソリ滑らせ、線を描く
イカ焼きみたい お腹すいたな

月曜日 週の初めの 嫌われ者


また溜まったら放出します

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