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シティリーグS1予選全勝 間抜け野郎の啓発書(全文無料)

こんにちは、ハクアです。初投稿なので多少拙い部分があると思いますがご了承ください。

話す項目自体は多いですが、各項目短めにまとめているので悪しからず。
最後まで読んでくれたらうれしいです。




環境考察

新弾が発売してから一週間後のシティリーグであったため、環境のデッキが固定化されておらず、非常に混沌とした環境になると予想。

そのため、常に自主大会の結果やシティリーグの結果、またシティリーグ前日に行われた「第六期ポケカ四天王決定戦」をチェックし、環境の変化・流行を追い続けた。

また自身も自主大会に参加し見分を深めた。

この時の使用デッキは後ほど

このデッキ分布から
・カウンターキャッチャーが追加され、強化されたギラティナ
・新弾で新たに登場したトドロクツキ
・テツノカイナを強く使えることのできるパオジアン,ミライドン
・エヴォリューションによって後手からでも強い動きができるようになったリザードン

これらが環境の中心であると仮定して練習することを決めた。

これらより、どんなデッキにも勝ち筋のあるデッキが望ましいという結論に至り、それに該当するデッキの練習と同時進行で他のデッキの練習も行った。


当日のマッチング

一戦目

リファインリザ先行〇

相手がタイミングずれて後出しになったので、「じゃんけんやり直します?」の質問に即答で「お願いします!」と言い再度じゃんけん。
パーを2連続で出したこと+仕切り直してのじゃんけんということで印象の強いパーに勝てるチョキで来ると予想し、グーを出す。見事じゃんけんの読み合いを制し先行を獲得。

こちら初手VIPパス二枚使用することができたのに対し相手の展開が乏しかったので、二体目のリザードンを立てさせないようにクレセ,サケシでベンチ狙撃の圧をかけつつ、マナフィ,ジラーチを出すことを強要。
結果的にそれが功を奏し、ベンチが圧迫された関係上ヒトカゲ二面出しが出来なくなり、ボスでひたすらヒトカゲを取りつくして勝ち。
相手の方飴も全然引けてなかったのでウンガチー

二戦目

パオカイナ(キャンコロスイッチャー搭載)後攻〇

またも初手にVIPパスがあって一安心。しかし、相手のマリガンした手札を確認させてもらうと、キャンコロスイッチャー型のパオであることが判明。相手に先行取られているため死を覚悟する。
相手先一ストップでカイが落ち、セビエ二面出しという最低限の盤面で番が回ってくる。こちらクレセ前ベンチにラルトス×2,マナフィで番を返す。
ネストでカイナが出てきてそのままごっつあんでクレセを取られる。正直椅子から転げ落ちて敵前逃亡したかったが、どうやら神は僕に勝ってもらいたいらしい。。相手のポケストップに助けられ、サナexでカイナの攻撃を耐えつつサイド2返すことに成功。
ストップで再びカイが落ちたため相手サイドを進めることが出来ず。返しの番にボスでセグレイブを取りそのまま勝ち。

三戦目

ロスギラ先行〇※種切れ

さっきの勝ちで今日は運が良いことを確信し三戦目に。またしても手札にVIPパスがある。一通り展開して先2からサイドを進められるような盤面を形成。返しで相手はなんと、花選び→セイボリー→雪道で番終了。
返しで雪道を割り、エネを三枚きっちり落とし、飴サーナイトでgg
結果的に相手の人トナメに上がっていたので普通に試合していたら勝てていたかは所説。

四戦目 

エヴォリザ先行〇

今日初めて手札にVIPパスがない。これまでが出来過ぎだったのでしょうがないかと思いながら、ラルトス二面出しの最低限の展開で番を返す。相手はネスト+パスを使い、さらにイキリテイクまで使えてエヴォリューションでビーダル,リザードを立てれる理想的な動き。
ナンジャモからラルトスミラステを引っかけたので、場のポケモンを全てラルトスラインにして番を返す。
しっかりリザを立てられてエンテイvにサイドを進められるも、リバエネサナで返してサイド4‐5
カウキャナンジャモでサナを取られながらの手札干渉。だいぶきつかったが二枚目のリバエネを引けてリザを突破することに成功。
二体目のリザが立つも、手札にサナexを残しておいたので、ストームスラッシュでリザを倒してgg

五戦目

サフゴハッサム先行〇

この時点で4‐0だったため、よほどのことがない限り予選は抜けられるという状況。相手のパパさんプレイヤーと談笑をし、いい雰囲気で最終戦スタート。
手札にまたもVIPパスがありいい感じ。相手もパス二枚使える好調なスタート。ムンリバでコレクレーを二体倒し、返しでクレセとキルリアを取られるシーソーゲームに。ボスキルリアされた関係上相手のサフゴをワンパンすることが出来なくなり、ルナブラストで削る渋い動きに。この時点で「割と負けよりかな~」と思いながらプレイしてた。
クレセ取られてサイド4‐3でミラクルフォースでサフゴを倒す。手札干渉さえ無ければキルリア→サナex進化からザシアンvで勝ちの盤面。手札干渉が来ずそのまま勝ち。

予選全勝でトナメ確定してめちゃくちゃ浮かれてた。


今回自分がやらかしたこと(本編)

はい。正直ここが本編です。私がもともと使おうとしていたデッキは「ミュウツーvuコントロール」である。環境考察でも書いたようにこの混沌とした環境を勝ち抜くには、すべてのデッキに対して勝ち筋があるデッキが必要だと考えた。そこで浮上したのがこのデッキである。リストはこちら。

自主大会でも使用した前日一番最初に登録したデッキ

デヴォリューションの登場により苦手だったパオジアンに対してかなり有利に戦えるようになった。

飴依存のデッキに強い

・ギラティナ→エネを割りながらでんじソナー耐久
・サナ→クチートで縛る
・ミライドン→ミミッキュ
・パオ→デヴォで飴枯らす
・リザ→ミミッキュ
・トドロクツキ→入れ替え札枯らさせてゲコ縛る
・ミュウ→ミカルゲピーニャ
・ルギア→クラハンピーニャでエネ枯らす

このように環境に存在するデッキに対して強固な勝ち筋を持っているデッキである。

このデッキを本命に置き練習していたが、環境トップであるギラティナに対して時間がかかりすぎる点や、トーナメントのルール上サイド2枚以下まで進められたら負けてしまう点を加味して、前日になって怖くなり急遽デッキを変えることにした。(誰かこのデッキを基に結果を残してほしいな♡)
変えることを決めた時点で既に当日の0時を回っており、そこから1時間構築のチューニングを行った。
その後時間も時間だったため、右手左手で環境デッキを後攻で勝てるか一通り試したところ、勝てそうだったためそのままサナで行くことにした。

これが終わりの始まりであることをこの時のハクア少年は知る由もない…



結論から言うとデッキ不備で失格。トナメ一回戦敗退と同じ扱いとなった。せっかくシティ予選全勝、運もよかったというのに全ての付けがここで回ってきた。神も僕をここで見放したようだ(自業自得)

ここからは
・実際使ってたデッキリスト
・登録していたデッキリスト
・使っていると思っていたデッキリスト

実際使ってたデッキリスト

釣り竿1でどうやって予選全勝したんだよ

予選の感想戦で「釣り竿全然引けなかったので負けるかと思いました~w」などと煽りともとらえられるような談笑をしていたが、引けなくて当たり前である。なぜなら釣り竿が一枚しかないのだから。
町田でシティを出るときはおなじみのジャッジの方々に呼び出され、この事実を伝えられしばらく放心状態だったが、僕が「釣り竿1でどうやって勝ったんだよ~!」と嘆いたら、ジャッジの方々が笑って「確かにw」と同意してくれたのに救われた。本当にあったけぇよ町田のジャッジ…
「このリストで全勝しているんだからプレイングは上手いんですよ」「S2で全勝優勝してくれるの待ってます!」などなどたくさんの励ましの言葉をもらい、悔しさと嬉しさで半泣きになりながら謝罪とお礼をして会場を後にしたのだった…

いい話風に持って行っているが、前日に急にデッキを組んでろくに確認せず持って行った馬鹿が悪いのである。


登録していたデッキリスト

当時「三行で纏まって綺麗✨」とかあほなことしか思っていなかった

見てもらったらわかる通り
outクレセ
in釣り竿
となっている。果たしてロストにクレセなしでどうやって戦う気だったのか甚だ疑問である。


使っていると思っていたデッキリスト

やけに飴引けるなと思ったらそういうこと

いちいちほぼ同じリストに突っ込みを入れるのもネタが切れてきた。

ということで、ここからはタイトルにもあるように啓発を。僕と同じような経験をしたことがある人は腐るほどいると思う。なんなら既にシティをこのような形で終わらせてしまった人もいると思う。煮え切らない思いを今はどうにか抑えて、これからシティに出る人達に向けて僕と同じような悔しい思いをしないためにも幾つかアドバイスを。(当たり前のことを言うだけだが)

1.現物のカードとデッキリストは一枚一枚確認する
逆に確認してない人のほうが少ないと思うが、これ大事。

2.当日の朝は早めに起きる
当日の朝は意外とバタバタするから、早めに起きて持ち物確認して受付時間よりも早く来て、カフェとかで時間つぶそう。

3.直前にデッキを変えない
遅くとも前日の日中にはデッキの登録を済ませておこう。前日のシティの結果見てビビッてリスト変えるよりも、これまで練習してきたデッキと自分を信じたほうが絶対良い。

他にもあるとは思うがとりあえずこんなもんで。



デッキ解説

このリストを基に採用枚数と、各対面の有利不利、採用を見送ったカードについて書いていく。

サケブシッポ
対ルギアのアーケオス、対パオのセグレイブを倒すことが出来る。それでもパオは不利寄り。デッキによってはマナフィ置くことを強要できるのは唯一無二の強み

クレセリア
対ロストや2進化、1進化ex軸のデッキに対して強すぎるため、外すことは考えられない。ジラーチの登場で動き辛くなったが、サケシの登場によってベンチにジラーチ、マナフィを置くことをデッキによっては強要できるのは追い風。

不思議な飴 2枚
本当は3枚ほしい枠。エネの11枚目と要相談。僕はエネ11枚のほうが好きだから仕方なしで削った。

カウンターキャッチャー
新弾で再録されたカード。このカードのおかげで捲っていくデッキタイプであるサーナイトの強みがさらに磨かれた。ただ2枚以上入る枠は今のところなさそう。

博士の研究 2枚
ここを削って別のサポートを採用している人を結構見かけるが、スタジアムが3枚の関係上終盤の雪道ナンジャモへの耐性を少しでもあげるため2枚採用

ボスの指令 2枚
ここが1枚になっている構築をちょくちょく見かけるが、カウキャと違い、どんな時でも裏を呼べるボスの枚数を減らしたくはなかった。2枚のおかげで勝った試合が多すぎるのでこの採用枚数。

基本エネ11、リバーサル2
基本エネ10でもいいが、対リザードンでのストームスラッシュ330の再現性の高さや、ゲコ,マナフィを縛られて負ける事態を減らせるからこの枚数。
リバーサルはリザードン相手に2枚使いたい試合が多いことやvstarをサナで取りやすくなるので減らしたくはない。



採用を見送ったカード

・ミミッキュ

こいつの性能好き

ミライドンやパオジアンの理不尽カイナへの耐性をつけられると思い注目していたが、壁にしかならない点やラルトスラインよりも優先して並べるほどでは無いと見なし見送った。

・勇気のお守り
カイナの後1,先2ごっつあんに対して耐性をつけられる点と、サケシの打点が月明り無しでも240で種のv,exを倒せるまで打点が伸びるなど何かとかみ合いが良いカード。使うならサーチ手段が欲しいのだが、枠が捻出できず断念。面白い1枚ではあると思うから今後に期待。

・セイボリー
サケシと合わせて相手の盤面をぐちゃぐちゃにできる。現環境はベンチを並べるデッキが多いため、どんなデッキのどんな場面でも刺さるカード。枠があれば採用したかったが、博士を削ってまで入れる気は起きなかった。相手への妨害がメインのカードなので、事故の解決札にならないのが弱い。

・ヒガナの決意
博士とは別ベクトルの縦引きカード上記のようにベンチを並べるデッキが多いので、リソースを管理しながら縦引きができる。ただ、序盤や終盤のドロー枚数が少ない点を考えると、安定して縦引きできる博士に軍配が上がる。


各対面の有利不利はデータを見たり、他のもっとうまい人の記事を読んだほうが参考になると思うので、所感だけ。

・ロスギラ
先行…微有利
後攻…五分

・パオジアン
先行…微不利
後攻…不利

・トドロクツキ
先行…有利
後攻微有利

・ミライドン
先行…五分
後攻…微不利

・リザードン
先行…微有利
後攻…微不利

・ミュウ
先行…五分
後攻…微不利

・ルギア
先行…微有利
後攻…五分


終わりに

今回のシティリーグS1は予選全勝トナメ失格という結果に終わりました。僕の友達が応援してくれていただけにすごく悔しいです。この日のためにめちゃくちゃ練習してきたわけではないけれど、なんだかんだポケカには真剣に取り組んでいるつもりなので、S2では優勝できるように頑張りたいです。ここからは友達の壁として、このシーズンはポケカを続けたいなと思います。

出れるかはわかりませんがCL京都も出たいですね…抽選当たるといいなぁ…
普段町田近辺でポケカしてるので会った際は声かけてもらえると嬉しいです。

最後に悲しい思いをしたハクアちゃんの心の傷を癒してあげると思って、金欠限界大学生を救うと思って投げ銭してもらえると嬉しいです♡
一銭もこなかったら泣きわめくので覚悟してくださいw

ということで今回はこの辺で、ご清覧いただきありがとうございました!

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