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詩 待ち焦がれる日

春の風が吹き抜ける。

まだツボミのままのサクラの枝を
震わせる。

そわそわ、そわそわ。
そわそわ、そわそわ。

ツボミたちの話し声が
聞こえるよう。

まだかな?
まだかな?

まだだよ。
まだだよ。

そわそわ、そわそわ。
そわそわ、そわそわ。

枝がゆれる。
僕の気持ちもゆれる。

ツボミはふっくらと、
少しだけ、ピンクの花をのぞかせる。

待ち焦がれる、
満開のサクラ。

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