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詩 梅雨に冷える

まだ薄暗いうちに
目が覚めた

窓から冷たい空気が
流れ込み
外は雨が降っていた

昨日までの熱気が
嘘のように

冷たい空気に
抱かれていた

眠ることも出来ず
ウトウトと
外の雨を見つめていた

芝生はあおく嬉嬉として
木々も大きく伸びをして

水たまりの輪は
ステップを踏んだ

僕だけが背を向けて
窓を閉めながら
胸を抑えた

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